こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
コンサルやプロデュースをしていると、
どんどん成長していく人と、そうでない人がすぐに分かるようになります。
成長する人としない人の違いは1点のみです。
何だと思いますか?
行動することでしょうか?
失敗から学ぶ人?
前向きな人でしょうか?
そうした感覚的なことではなく、
明確な論理によって成長するかどうかは決まっていますよ。
Contents
■成長する人しない人の違いは「質問するかどうか」
成長する人というのは、しつこく質問してきます。
これは合ってますか?
これはどうやるんですか?
こういう場合は?
と、こっちが面倒になるくらい質問してくる人。
これが成長する人です。
もしかして僕のコンサルを受けている人で
「自分のことだ」と思った人がいるかもしれませんね。
そうです。あなたはどんどん成長しますよ(笑)
で、反対に成長しない人というのは質問をしてこない人です。
会話をしても、報告や感想、意見を言っておしまい
という人はなかなか成長していくことはありません。
これは僕だけの感覚ではなく、
多くの指導者が同じことを言っています。
例えば、プロゴルファーを養成していた坂田塾の塾長は
プロで活躍してる人たちの共通点は
「子供の頃からしつこく質問してきた人だった」
とその傾向を言っていました。
では、なぜ、「質問」が重要なんでしょうか?
■成長する人の考え方は主体的ということ
要するに、質問が出てくるということは
主体的だということです。
質問が出ない人は、他人事。
質問してくる人は、自分事。
自分がやる事なのだから、わからないと困るから質問してきます。
失敗したら嫌だから確認します。
上手くなりたいから聞いてきます。
質問が出ないという時点で、
自分の成功を、自分で何とかしようとしていないという事です。
その主体的なモチベーションだけは
指導ではどうにもならない
と坂田塾の塾長も言っていましたが
主体性というのは、人間の基本的な能力なので
指導の範囲ではどうにもなりません。
だから、少し話せば
質問がどんどんくる人、
その質問がトンチンカンじゃない人、
という基準で見れば、
成長する人かどうかはすぐに分かります。
■成長する人の特徴は行動
もっと言えば、主体的ということは、
行動しているということです。
行動をしているから、何か壁にぶつかります。
そこで、やっと
「これが上手くいかない。どうやればいいか?」
という問題にぶつかります。
例えば、
「広告を打っているが、反応が悪い」
という状態は、
広告を打っている
という行動をしなければ出てこない問題です。
そこでやっと、反応率を上げるには?
であるとか、
オファーを改善するには?
とか、
ターゲットが違うのでは?
と言った、次の段階に進むわけです。
行動しなければ、問題にぶつかりません。
■成長する人は質問が具体的になっていく
こうして行動していけばしていくほど、
質問の精度が上がっていきます。
どんどん問題は解決されていきますから、
詳細な質問に徐々になっていくわけです。
例えば、最初は
「どうしたら成功しますか?」
「どういうビジネスをすれば上手くいきますか?」
「何が問題ですか?」
と言った抽象的な質問から
「競合のいない市場に行くには?」
「優良顧客のリサーチの方法は?」
「なんのメディアを使えばいいか?」
「どういう記事を書けばいいか?」
と、徐々に具体性を帯びてきます。
自分の課題が何なのか?
ビジネスのテーマが何なのかが見えてくるわけです。
■成長する人は次の段階へ進もうとしている人のこと
「成長」とは、「次の段階へ進むこと」です。
主体性のある人間であれば、
誰もが次のステップへ行こうとしています。
ということは、成長とは
次のステップに移ったことを指します。
次のステップへ移りたい
そのために行動する
行動するから問題にぶつかる
問題にぶつかるから質問が出る
それを繰り返すから課題が具体的になる
こういう手順で成長をしていきます。
つまり、次の段階へ進もうとしていなければ
絶対に成長などしないのです。
■成長は時間の経過ではない
逆に言えば、
・質問がない
・次の段階へ向かっていない
・主体性がない
・行動をしていない
という人は、何年でも、何十年でも止まっています。
つまり、成長とは、時間の経過のことではないのです。
いくら時間が経過しても、
これらのことをしていなければ
一生、成長することはないのです。
1年経てば、2年経てば、
さすがに成長するだろう
と考えている人がいますが
それはあり得ません。
ただ練習をこなしても上達しないように、
ただ作業を繰り返してもビジネスが成長しないように、
次の段階へ向かう主体性を持ってして、
壁にぶつかることをしなければ
永遠に時は止まったままです。
■コンサルティングは質問の技術
ここまで言って、ピンときた人もいるでしょう。
僕がやっているような
コンサルという作業は、問題を解決するために行います。
そうです。
その問題を解決するための作業とは
「質問」なのです。
質問をクライアントにして行くことで、
矛盾点を明らかにし、
問題をクリアにし、答えに気づいてもらうこと。
が、コンサルティングです。
つまり、成長する技術そのものが質問なんですよ。
だから僕とやり取りをした人は
しつこいくらいに僕に質問されています(笑)
だから、問題が解決して行くんです。
それを、あなたもしないといけないんです。
■成長する人しない人のまとめ
成長する人は、主体的に行動し、
壁にぶつかるから、疑問が出て、
質問をしてくる人です。
成長に、才能は関係ありません。
ブログを読んで、メールをしてくるような人
メルマガを読んで宿題を返してくる人
コンサルを受けて、話を受け入れて
わからないことをどんどん質問する人、
社長や上司に質問しまくる人、
こういう人は、成功確率が高いです(笑)
最初はバカみたいな質問で大丈夫です。
恥ずかしがらずに聞いてください。
きっと次のステージが見えてきますよ。
誰でも成長することができるんですから。
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