こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
とにかく「無料で」稼ごうとする人、
めちゃくちゃ多いです。
「無料メルマガ・ブログで勉強」
「安い集まりに参加」
「体験コンサルばかり受ける」
「経費はなるべくかけたくない」
「広告費はかけたくない」
「SNSで無料で集客」
「人は雇いたくない」
「在庫は持ちたくない」
「情報(形がないもの)にお金は払いたくない」
分かります。
が、それが戦略があってやっているなら良いのですが
単純に「お金がもったいない」
と考えている場合、
厳しい状況になっていると思います。
利益が出ていないビジネスをやっている人や
起業できていない人は
たったひとつの考えが大きく抜けてるんです。
Contents
■費用対効果の意味とは?
かけた費用に対して、
どれだけ効果を得るか?
というのが「費用対効果」の意味です。
ビジネスは、時間とお金を投資して、
投資額以上を回収することが
原理の根本にあります。
何も差し出していないのに、
何かを得ようという
「得ること・奪うこと」
しか考えていないマインドでは
ビジネスはできたものではありません。
それは「無」から「有」を生み出そうとする
自然の摂理に逆らう、愚かな行為です。
■100万円の札束を50万円でも買わないんですか?
この話でよくいう例えとしては
費用対効果を無視する人は
50万円で、100万円の札束が売ってるのに
それを支払わない行為であるということ。
広告費10万円を「高い」という理由で
やらない人がいます。
もちろん、根拠のない投資は投資ではなくギャンブルですから
そういう意味でやらないのは正しい判断です。
しかし、一切やらない人がいます。
もう何年も集客に困っているのに。
10万円のコストで、
2万人にリーチできるとしましょう。
そこから例えば0.1%の反応が得られて、
20人が集客できました。
売っているものは月額1万円のサービスとしましょう。
そうなると、初月で20万円の売り上げですよね。
コストの10万円はすでに回収済みですよね。
ノーリスクでしたよね。
年間の売り上げで言えば、
20人×12万円=240万円
です。
費用対効果で考えられない人は、
たった10万円の投資で240万円の売り上げを確保する
機会を、自ら捨てているということ。
この計算では投資回収率は24倍ですからね。
そんな投資なら誰でもしたいはずですし
そうした投資を繰り返すこと自体がビジネスです。
■無料の情報で稼ごうとする人の末路
無料の情報や
安い書籍の情報ばかり取得している人の傾向は
如実に現れます。
傾向として、「専門用語」ばかり使ってきます(笑)
専門用語は意味がわかっていないと
わかってる気分にさせるだけ。
「ブランディング」の定義と作り方、使い道を
理解して、ビジネスに対して有用に使いこなしていなければ
そんな言葉には何の意味もありません。
そういう無用な情報で溢れかえった頭で思考して
行動をした結果、どうなるかは明白です。
頭でっかちになって、行動ができないことでしょう。
勉強していない人は、感覚だけで仕事をしているので
再現性を持ってうまくいかせることは不可能です。
■無料で集客しようとする人の末路
また、無料で集客という幻想を持っている人も多いです。
「SNSで」
「ブログで」
「プレスリリースで」
「コンテンツマーケティングで」
という感じです。
もちろん、これらは有用ですし僕も使います。
ただ、無料ということは、
今度は時間を差し出す必要があります。
膨大な知識、ノウハウを習得し、
毎日、ブログやSNS、コンテンツ作りやコピーラティングに
命をかけていく覚悟があるなら止めません。
でも、実際、
そういうことに時間を使って
何年もうまくいかず、
ノウハウコレクターになっている人も多いです。
リアルビジネスをしていて
そんな時間がないなら、
今すぐ、費用対効果として投資を始めるべきですね。
■費用対効果とはビジネスそのものである
もちろん、何でもかんでも
お金をかければ、それ以上に回収できるわけじゃありません。
何に投資すべきか?
『投資したらそれ以上回収できるビジネス』
というものを最初に作らないといけません。
経営とは「投資と回収の継続活動」と言えます。
投資すべき市場は何か?
投資すべきコトは何か?
時間をかけるべきことは何か?
それを発見できなければ、
ただ闇雲にビジネスをしていることになります。
顧客数が重要なビジネスなら集客への投資
商品点数が重要なビジネスなら商品数への投資
店舗数、売り場面積、人材、
今、投資すべきは何か?
理解していますか?
それとも、ずっと「頑張る」という戦略をとりますか?
■今日から費用対効果で考えましょう
もし「費用対効果」を理解していなかった場合、
今日が、大きな一歩になります。
・今使っているお金
・今使っている時間
逆に
・今、何かに対して使っていないお金と時間
これを把握してください。
・広告に投資していますか?
・人材に投資していますか?
・在庫に投資していますか?
・マーケット調査に時間とお金を使ってましたか?
・ポジショニングを作ることに時間を使っていましたか?
・コンセプトを考えた時間はありましたか?
・メッセージ作りに時間はつかいましたか?
・ビジネスモデルは?
・商品構成を考えたことは?
・値付けを見直したことは?
・ビジネスの学習に時間を使っていましたか?
・コンサルにお金を支払った経験は?
きっと、投資すべきことに投資できていないと思います。
何に支払えば、どれだけ返ってくるか?
まずは、この一点でビジネスの行動の判断がつくようにしましょう。
もちろんハートが動かなければやる必要はありませんよ。