起業のおすすめ本7選 女性にも人気のビジネス本ランキング

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi

創業5年の間に失敗するビジネスは
85%を超えるというデータもあります。

果たして失敗の原因は何でしょうか?

アメリカの企業信用調査会社ダン&ブラッドストリート社は

「失敗するスモールビジネスのうち、90%は事業主のスキルと知識不足が原因」

と結論づけています。

成功確率を上げるには正しい知識が必要です。
ビジネスコンサルの僕が選んだ起業時にオススメの書籍をご紹介しますね。

おすすめ起業本【マインドセット編】

ビジネスはテクニックではなくマインドが重要です。
人間として、社会人としての心構え、
幸せとは何か?
人生の目的は何か?
経営とは何か?
そうした前提となる考え方はその後の行動の全てを支配します。
ビジネスマインドを作る必読書をご紹介します。

■1位 7つの習慣

全ての成功哲学の自己啓発本は、「7つの習慣」の焼き直しと言っていいでしょう。
この一冊を把握すれば、基本的にマインドセット系の書籍は不要です。

7つの習慣は、人間が幼児性の高い依存段階から
主体性を持つことで自立をし、
その上で他人との関わりをマスターし、
公的に成功するまで、
つまり一人前の人間になるまでの「習慣」を授けてくれます。
人間として絶対的な必読本と言えます。

人間の成長ステップは
「依存」→「自立」→「相互依存」
の3段階あります。

多くのうまくいかないケースは
人として依存段階で起業してしまうことで、
主体性に欠けていることにつきます。
それもこの辺りが理解されていないからです。

今では子供も学校で7つの習慣を学ぶ時代ですので
大人としてこれは今すぐ取り組まないとヤバいです。

■2位 嫌われる勇気

起業希望者で、起業の動機がこんな感じの方は多くいますよね?

・認められたい
・金持ちになりたい
・何かを買いたい
・有名になりたい

これらはアドラーのいう「承認欲求」です。
他人の目を気にして起業をし、もしうまく行ったとしても精神的には地獄です。
ずっと誰かの目を気にして生きていくことになります。

アドラーは、人間の本当の幸せとは何かを体系立てて教えてくれます。
「嫌われる勇気」は理解が困難なアドラー心理学の内容を小説にして分かりやすくした最近のベストセラーです。

7つの習慣のルーツは、アドラー心理学なので7つの習慣を深く学ぶためにも必読です。
成功哲学の源流ということになりますね。
続編の「幸せになる勇気」も良書です。

■3位 頂きはどこにある?

チーズはどこへ消えた?の作者の「頂きはどこにある?」

人生に「ゴール」があると考えている人が多くいます
「幸せ」という世界があると、そこを目指す人がいます。
「成功」という世界があると、そこに走り続ける人がいます。
多くはそうです。

しかし、ゴールはありませんし、出口も、楽園もないのです。
そこを目指しているときは、「谷」にいるときです。

人生は山と谷でできています。
山の頂上に着いたからと言えども
頂上にとどまり続ける保証はありません。
山も谷もあり続けます。

谷は恐怖です。辛く苦しい場所です。
山の頂上は気持ちよい場所です。それを幸せや成功と呼ぶのでしょう。

だから谷にいるときは頂上を目指し、頑張ります。

しかし、山にいるか谷にいるかは状況ではなく自分が決めています。
自分が失ったものを求めた時に谷に落ち、
今あるものに感謝しているときは山にいるのです。

この本に真新しさを感じない人も多いと思いますが、
この本の本質は、聖書にあるマタイの法則を解説しているストーリーだと思います。

「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」
―新約聖書マタイ伝13章12節―

「富めるもの」とは物質のことではなく、
今に対して感謝する心です。

今、自分にあるものに感謝し、それを使うことで人は成功して行きます。
ないものを求めても、より苦しくなるだけなのです。

■4位 成功の9ステップ

7つの習慣をベースに、経営コンサルタントのジェームズ・スキナー氏がビジネスの成功ステップ向けにまとめたものです。
マインドセットなので抽象度の高い「考え方」ですが、普遍性のある考え方なので
超初心者向けにご紹介します。

第一部 成功への道
第二部 四つの基礎
【STEP1】心を決める(決断)
【STEP2】成功者のパターンを学ぶ(学習)
【STEP3】無限健康を手に入れる(健康)
【STEP4】自分の感情をコントロールする(感情)
第三部 成功のサイクル
【STEP5】望む結果を明確にする(目的)
【STEP6】時間を管理する(計画)
【STEP7】思い切った行動を取る(行動)
【STEP8】アプローチを改善させる(改善)
第四部 リーダーシップのテコ効果
【STEP9】他の人を自分の夢に参加させる(リーダーシップ)
第五部 実行に移す

経営の仕事というのは、「判断する」ということだけです。
社長の仕事は「決断」です。

そして行動をする時には、我流ではなく、
成功者のレシピを使うことです。

そうした、知らなければ人生を無駄にしてしまう
非常に基本的な原理原則を述べているのがこの本です。

基本的に7つの習慣がベースですが、
よりビジネスに置き換えて理解できるようになっています。

ビジネスマインドを養う書籍の決定版と言えます。

移動時間にも聞けるので、オーディオ版がオススメです。

おすすめの起業本【起業編】

起業するとき、最初が肝心です。
起業の意味を理解せずに、自分が作った会社に自分が就職しただけ
というケースは非常に多いものです。

また、最初に重要な仕事とは何か?
初年度に何をすべきか?
をご存知でしょうか?
そうした疑問に答える起業本をご紹介します。

■1位 はじめの一歩を踏み出そう

起業本は基本的にこの一冊でいいと思います。
それくらいパワフルな本です。

とにかく忙しい、
あるいは、お客が来ない、売れない、
部下が育たない、
様々な問題がありますが
そうした問題を抱えた経営者の悩みを全て解決してくれます。

ストーリー仕立てで、登場人物がお店の経営者なので
お店をやっている方は、わかりやすいと思います。

おそらく、この主人公と全く同じようなことが
会社の中で起きているはずです。

職人気質の経営者の方は特に読まないと
いつのまにか年寄りになってしまいますよ。

■2位 あなたの中の起業家を呼び起こせ! 普通の人がすごい会社をつくる方法

「はじめの一歩を踏み出そう」と同じ著者ですが
ビジネスが自分の夢を達成するためにあるものだと
勘違いしてうまくいっていない起業家は必読です。

ビジネスとは夢です。

しかし、夢とはあなた個人の欲望を満たすものではなく
人の問題を解決するものです。

この起業家の前提にして最大のマインドを教えてくれるのが
ガーバーの「普通の人がすごい会社をつくる方法」です。

起業するには、価値を作らなければいけません。
価値とは需要に応えるものです。
需要とは問題を解決したい、欲求を満たしたいという
みんなの夢です。

その夢を見つけ、解決した未来というビジョンを描き、
その夢を語る(プレゼン)ことが経営者の務めです。

■3位 大富豪の起業術

「大富豪の起業術」では、会社の規模を

幼年期:年商0~1億円
少年期:年商1~10億円
青年期:年商10~50億円
成人期:年商50億円以上

と分けて、それぞれでどういう戦略が必要になるのか?
という基本的な指針を伝えています。

ビジネスの大枠を把握するのには丁度いい本だと思います。

最初にすべき最大の仕事は何か?ご存知ですか?

オフィスを整えること?
名刺を作ること?事業計画書?
マーケティング?ウェブサイト?広告?SNS?

いいえ。違いますよ。

>>大富豪の起業術

 


いかがでしたでしょうか?

ビジネスはとにかく最初にマインドが重要です。
考え方ができていなければ
テクニックは通用していきません。

ぜひ、読書をして行動をしていきましょう。

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