今までの「ネット集客」が通用しなくなる3つの理由とは?

こんにちは。スギムーです。(@sugimu331

日本思想×ビジネスの翻訳家/ビジネスコンサルタント歴20年/株式会社ウェブロック代表/SoulWork主宰/中小企業から上場企業、IT・音楽業界・店舗ビジネス・BtoBまで幅広く経験。200件以上のプロジェクトに参加。ビジネスの相談件数は数千件。ブログ年100万PV突破。金儲け主義に違和感のある起業家に向けて、三方よしの日本的起業家精神とスモールビジネスの原理原則を伝えるオンライン講座「月刊ソウルワーク」を運営(運営歴1年/累計販売数1000件突破)しています。

最近、ビジネスの現場でこんな声を聞くことが本当に増えました。

「ブログを書いているのに、全然アクセスが増えない」
「SNSのフォロワーは増えたのに、売上に繋がらない」
「ネット広告を出してみたけど、費用ばかりかかって反応がない」

これ、よく聞きますね。
皆さん、本当に一生懸命に発信や作業を頑張っていらっしゃいます。

結果が出ないと、
「自分の努力が足りないのだろうか?」
「文章のセンスがないのだろうか?」
と、
自分を責めてしまう人も多いかもしれません。

でも、それは、あなたの努力不足でも、センスの問題でもないんですよ。

単純に、今まで信じられてきた「ネット集客の常識」が通用しなくなっているだけなのです。

今日は、なぜあなたの努力が報われなくなっているのか、その「3つの理由」をデータとともにお話しします。

■理由①:検索エンジンが「記事を読む場所」ではなくなったから

「質の高いお役立ち記事を書けば、検索上位になって集客できる」

これ、WEB集客の王道として長く言われてきたことですよね。

でも、今はどんなに頑張って記事を書いても、そもそも読まれなくなりつつあります。
理由は大きく2つ。

1つ目は、「EEAT(経験・専門性・権威性・信頼性)」というGoogleの評価基準が厳しくなったことです。

今は、専門家として権威のある人物以外の個人のブログや、ノウハウ記事は、検索結果の上位に表示されにくくなっています。

これは努力や文字数でどうにかなる壁ではなく、検索エンジンのアルゴリズムの問題です。初心者や無名の人が勝てる仕組みではなくなっているということです。

そして2つ目。「AI回答(AIモード)」の登場です。

何か調べ物をした時、検索結果の一番上にAIがまとめた回答が表示されるようになりましたよね。

ユーザーは、知りたいことの答えがそこで分かれば、わざわざその下にあるリンクをクリックして、誰かのサイトに見に行くでしょうか?

考えてもみてください。
答えがもう画面に出ているなら、そこで検索を終わらせてブラウザを閉じますよね。

実際に、情報収集型の検索において、サイトに遷移せずに検索画面だけで完結してしまう「ゼロクリック検索」が8〜9割を占めるようになっている、というデータもあります。

つまり、お役立ち記事でアクセスを集めていたビジネスは、検索エンジン経由のアクセスが1/10〜1/5くらいになってもおかしくない状態になったわけです。

「良質なコンテンツを用意すれば人が来る」のではなく、AIに要約されて終わってしまうので「サイトを読む人がいなくなった」というのが現在の状況なのです。

なので、今まで通りのSEO型の集客はジャンルや業種によって通用しなくなってきています。

■理由②:SNSのフォロワー数が「資産」にならなくなったから

「今の時代はSNS!とにかくフォロワーを増やそう!」

これも、よく聞くアドバイスですね。

確かに、以前はフォロワーが多ければ多いほど、自分の発信を多くの人に届けられる「資産」になっていました。

しかし、ここにも大きな変化が起きています。

SNSのアルゴリズムが、「誰をフォローしているか」という人間関係の軸から、「その投稿単体が面白いか」という興味関心の軸へ変わったのです。

つまり、せっかくフォロワーを増やしても、その投稿自体がAIに「面白い」と判定されなければ、フォロワーのタイムラインにすら表示されなくなりました

では、AIが「面白い」と判定する投稿とは何でしょうか?

それは、滞在時間が長く、パッと見て目を引く「エンタメ性の高い投稿」です。
深く考えさせられるビジネスの理念や、専門的なノウハウよりも、刺激的で面白いコンテンツが優先して拡散される世界です。

価値ではなく、刺激が勝つ世界になってしまっているとも言えます。

そうして頑張って面白い投稿をして、バズって表示回数が増えたとしましょう。
でも、そこから「あなたの商品を買いたい!」となるでしょうか?

「面白い動画ですね!」「共感しました!」と笑ってくれた人が、数万円、数十万円のサービスを申し込んでくれることは、まずありませんよね。

バズは起きるけれど、ビジネスとしての信頼構築や売上には全く繋がらない。

バズを生み、フォロワーを増やすゲームに勝って、タレント感覚のファンを増やせても、それはビジネスの成功には繋がらないのです。

■理由③:ネット広告のルールが変わったから

「検索もSNSも難しいなら、お金を払ってネット広告を出せばいい」

そう考える経営者の方も多いと思います。実際に、ネット広告の市場はテレビを超えて拡大しています。

しかし、スモールビジネスにとって、ネット広告はもはや追い風とは言いにくいんですよ。

まず、テレビなどマスメディアの信頼性が落ちたことで、資本力のある大手企業がこぞってネット広告に巨額の予算を投入するようになりました。

大手企業は「1人のお客様が数年間にわたって生み出してくれる利益(LTV)」をベースに計算できるので、1人の新規客を獲得するのに数万円という高い広告費を支払うことができます。

薄利多売や単発の商品を売っているスモールビジネスが、この「資本勝負」に勝てるわけがありませんよね。

さらに、今の広告はAIが自動で最適な人に配信してくれる「AI広告」が主流です。
AIが自動で成約しやすいターゲットに広告を表示させるので、広告ノウハウを知らなくても広告展開がスムーズなんですね。

「AIが勝手にやってくれるなら、個人でも有利なんじゃないの?」と思うかもしれません。
が、少し違います。

確かにそうなんですが、条件があるんですよ。

AIが「この広告はこういう人に表示すれば売れるんだな」と学習して賢くなるためには、大量の「売れたというデータ(コンバージョンデータ)」が必要になります。

一般的に、AIが最適化されるには1つの広告で「週に50件」ほどのデータが必要だと言われています。

もし1件の獲得に5,000円かかるとしたら、週に25万円、月に100万円以上の広告費をかけないと、AIは十分なデータを集められません。

月に数万円、十数万円の予算では、AIはずっと学習できずに迷走したまま、ただ無駄に広告費を消化してしまうことになります。

つまり、豊富なデータ(=潤沢な資金)を持たないと、AIの恩恵すら受けられないということです。

■なぜ、それでもノウハウは売れるのか?

さて、ここまで「今までのやり方が通用しなくなっている理由」をお話ししました。

しかし、いまだにこうしたやり方はビジネスのノウハウとして語られています。

なぜ通用しなくなりつつあることが、書籍や起業塾などで語られているのかと言えば、提供者自身がその「過去のやり方で成功した」からです。

そして、提供者自身、「過去の資産」があることで、こうした変化に気付きにくいんですよ。

例えば、ビジネスノウハウを提供している側は、過去に作り上げたフォロワー数、膨大なSEO記事のアクセスで作り上げたメルマガやLINEのリスト、多額の費用をかけた広告。

こうしたものが機能しているので、まだまだ成功しているように見えるし、少し改善をすれば通用すると考えている。だからまだ過去のやり方が流通している。という、「過渡期」の典型です。

でも、フォロワーゼロで今からSNSを始める人が、ルールが変わっているのに過去のものを学んでフォロワーを増やしても、バズを生んでも、それだけでは成果を出しにくい状態になっていることは明らかです。

今からワードプレスでブログ記事を書いてSEOで集客をしてリストを取るというマーケティングファネルを作る、というのは違うでしょう。

AI広告も「小予算」で始める人が効果的にAIを学習させられないのに、「これからはAI広告の時代」という情報につられてしまうのも、問題です。

すぐに、手っ取り早く効果があるものを求めるばかりに、こうしたノウハウを知りたいのはわかりますが、ノウハウには賞味期限があるということです。

もちろん今後も、ブログもSNSも広告も使えますが、使い方や考え方が今までのやり方とまるで変わったということですね。

■やり方を追いかけると、永遠に振り回される

ここまでを聞いて、「なるほど、ネット集客って難しいのか、どうしよう…」と不安になったかもしれません。

でも、実はこれ、今に始まったことじゃないんですよ。

私は20年以上、この世界を見てきましたが、こうした「ルールの変更」はこれまで何度も起きてきました

バナー広告時代、メルマガスタンド時代、
PPC広告やアフィリエイト広告時代、
アメブロで起業ブームが起きた時代があり、
ワードプレスでSEO記事を量産する時代があり、
FacebookやInstagramの時代がありました。

その変化の度に「これからは○○だ!」とみんなが飛びつき、数年経ってプラットフォームのルールが変わると、一斉に集客できなくなって消えていく

ずっと、この繰り返しです。

「SNSを頑張ればいける」と思って手法に依存しても、結局はルールが変われば無理になる。

つまり、「やり方(方法論)」を追いかけている限り、数年ごとのルール変更に永遠に振り回され続けることになるのです。

■時代が変わっても「原理原則」は変わらない

だからこそ、私はお伝えしたいのです。
数年で賞味期限が切れる「やり方」に依存するのは、もう終わりにしませんか、と。

プラットフォームのルールが変わっても、決して変わらないものがあります。

それは、「顧客の悩みを深く理解し」「本質的な価値を提供し」「目の前の一人と強い信頼関係を築く」という、商売の【原理原則】です。

手法に振り回されず、特定の顧客と深く長く付き合う普遍的なビジネスを作る。
それこそが、時代が変わっても生き残る「ビジネスの骨格」です。

もしあなたが、流行りのテクニックを追いかけることに疲れ、地に足のついた本質的な商売の作り方を学びたいと思うなら、ぜひSoulWorkの無料講座を覗いてみてください。

小手先のテクニックではない、ビジネスの原理原則をお伝えしています。

それでは、未来でお会いしましょう。

 

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杉村崇 takashi sugimura

日本思想×ビジネスの翻訳家。ビジネスコンサルタント歴20年。株式会社ウェブロック代表。IT・音楽業界・店舗・中小企業・個人から上場企業まで経験。ブログ年間100万PV突破。金儲け主義に違和感のある起業家へ、“三方よし”の日本的起業家精神とスモールビジネスの学びを提供

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