こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
「コンサルにえらい目にあった」
という人は、僕のような中途半端な存在に気を許してくれがちです。
だから「えらい目」の話をよく聞くのです。
Contents
■ビジネスコンサルタントは結果が出る人しか相手にしていないだけ
結論を言いますが、
コンサルという職業が結果を出せているのは
はじめから結果が出るクライアントしか
相手にしていないだけです。
別に魔法が使えるわけじゃありません。
ビジネスの原理をしっかりと学んだ人であれば
どういう状況なら何をすればどういう結果が出せるのか?
というのは、ほぼ一瞬で分かります。
なので、「これは結果が出るな。」
と思えば、仕事を受けるし、
そうじゃない場合は断る。
だから、結果が出ているように見えるだけです。
すごくもなんともないです。
すごいとしたらお客さんがすごいだけです。
もし、あなたが何人かのコンサルに相談をした際に
納得のいく成功プランの提示、
あるいは、すぐに改善可能な現状の問題の指摘をされていなければ
それは、エセコンサルか、
あなたの状況が改善がかなり厳しい、
難しいという状況という意味です。
■型にハメるコンサルは結果が出ない
そもそも、うまくいくコンサルと、
そうじゃないコンサルは明確にあります。
うまくいかないコンサルは、
クライアント全員を、同じ型にハメようとします。
コンサルも、経営者も、リーダーという仕事は
「問題発見力」が問われる仕事です。
お医者さんなら、
まず、「診断」をして、「処方」します。
質問し、観察し、
これはどういう問題なのか?と診断する。
この診断が間違えば、処方も間違います。
「問題解決」をしようとするコンサルは要注意です。
つまり、いきなり処方、いきなり薬を出します。
何でもかんでも、具体的なノウハウで解決策を提示します。
それを見て、勘違いした経営者が、
思考のドツボにはまったりして。
「集客」を推進していたら、もう疑った方がいいです。
集客にビジネスの答えはありません。
いくらむやみに人が来ても
価値がなければ適正価格では売れませんし、
リピートも得られませんし、
顧客獲得、顧客維持、収益化は全く別の話だからですね。
なのに、SEOだの、コンテンツマーケティングだの、
SNSだの、ポップだの、チラシだの、
という話をしていたら、
しょうもないことになります。
そもそも、
年商1000万、3000、1億、10億、、、
とそれらの壁は、ステージごとに対応策が全く別物なので。
同じ解決策で対応することは不可能ですしね。
型にはめるのではなく、
しっかりと、問題を発見するためにリサーチをするための
「質問」の仕方を知っているかどうか?
これが結果の出るコンサル先生です。
質問をし、正しい診断結果を得て、
それから、ステージに沿ってすべき「成功の型」にハメていきます。
どれだけの局面の質問と成功の型の種類を知っているか?
そしてそれを実現していくリソースを持っているか?
という話です。
ちなみに僕は先生ではなくパートナーなので、
カメハメ波は打てません!
■「安売り」を推進するエセコンサルタント
「売れないのは価格が高いからです!」
という、しょうもない間違った指導をするコンサルがいます。
実際に、そういう指導を受けた
という方が、今まで何人も相談を受けました。
とんでもない間違いですからね。
価格を下げれば、利益を失うだけです。
正反対の指導です。
「集客用商品は500円でいきましょう!」
と、ある小売店のオーナーさんが某有名企業のコンサルに
指導を受けて、その通りにして広告を打ったことで
商品は少し売れても、赤字。
ついには、借金をするまで経営状態が悪化。
その話を聞いて、僕は頭にきました(笑)
カメハメ波が打てるかもしれないくらい。
リピート構造もなく、
集客用商品なんてものは機能するわけがありません。
その件は、その安売り施策を全部やめてもらい、
価値を磨き上げ、
リピート構造にも手を入れて、
集客用商品は10倍の価格で実施し、
結果、当初の売り上げの10倍近くになりました。
売れないことを何のデータもなく価格のせいにするというのは
ただの言い訳です。指導なんかじゃない(笑)
■「場所のせい」にするエセコンサルタント
集客ができないことを
「立地」のせいにするエセコンサルもいます。
「立地が全てだ」
と言い張る人さえいます。
確かに、好立地であれば、
トラフィックが多く、発見率は高いでしょう。
しかし、そのような何も知らない通りすがりの新規を
入れ続けなければ成立しないモデル自体が疑問です。
どんな立地だろうと、
そこに価値があれば、集客は可能なはずです。
魂が共鳴する優良顧客だけが集まればいいのですから。
まず、それをトライしてから、言ってほしいものです。
必ず、どんなビジネスでも、誰だろうと
絶対的な価値を持っていて、
その価値を磨き上げて、
特定の人が「買いたい」ものにしていく。
それから集客をかけていくことです。
■資金のない客は放置するエセコンサルタント
そもそも、大金を出してもらい、
かつ、結果が出やすいクライアントだけを相手にする
という、自分は一切のリスクを取らない
というスタンスがコンサルです。
それだけのコンサル報酬を支払えるなら
そこまで困っていませんよね(笑)
なので、勘違いされてますが
コンサルタントという職業は
困っている人を助ける仕事ではないのです。
あくまで、現状の問題解決業だと言えます。
問題解決をしたら結果がすごい出る状況の人なら
すごい結果が出る、ということですね。
例えば、僕の場合、
メルマガの感想のメールをいただいて、
その方が悩んでいるようであれば、
その方のサイトなどを見て、
一瞬で決定的な問題が見えたら、
いくつかの質問を投げかけて、重要なことに気づいてもらう。
という程度のアドバイスをすることがあります。
しかし、どこかのコンサル先生に若干でも関わっている人が
基本的なことを何も指導されていなかった
ということは、よくあります。
それで何ヶ月も、何年も放置。
延々と無駄なところでぐるぐる回っていた、ということも。
多分、そのコンサルは、
あなたのサイトなんて見ていないのでしょう。
■結果を出せるなら成功報酬にしろよ(笑)
もちろん、大金を出してコンサルに依頼するからこそ
行動をして、結果が出る、
という側面は否定しません。
高額講座だからこそ、一生懸命に学んで、
結果を出す、というのもあるでしょう。
無料では学ぶこともしないけれど、
身銭を切れば、元を取ろうとしますからね、
ただ、本気で行動するという人なら
結果を出せるなら、成功報酬でやったら?
と思うのは僕だけでしょうか?
例えば、音楽プロデューサーもそうでしょう。
全てを成功報酬だと、リスクが高いので、
最低ラインを先にいただいて、あとは結果が出た後に%で報酬を受け取る。
ビジネスなら共同プロジェクトとして
お互い、結果が出たら最初に決めた形で収益分配をする。
そうした要素のバランスを持つことは大事だと考えています。
実際に、資金は少ないが、やる気もリソースもある
という場合は、プロデュース契約をして共同経営という形で
最初は最低料金、あるいは無償でビジネス構築をするということは
僕はやってきた経験がありますし、
今も過去に作ったビジネスに長期的に関わっています。
結果を出せるなら、あとあとそっちの方が利益も多いのですし。
もちろん、これは人を選びますし、
無償が正義と言うつもりは一切ありません。
あくまでバランスの話。
■まとめ
コンサルに依頼する前に
その人のセミナーや無料の情報を使ったり
無料面談や、メールでの無料相談などをやっていれば
そうしたものを活用して、
まず、自分で結果を出したり、気づきを得たりしましょう。
それで
・結果も出ない
・重要なことにも気づかせてもらえない
・納得感のある答えが返ってこない
・根本的な問題も気づかせてもらえず、単純に質問に対して答えられただけ
と言ったものなら
机上の空論の知識を
さぞ立派なものとして提供しているか、
あなたのビジネスのことを本気で考えてくれないか、
ということなので
そういう人には頼まないことです。
基本的に時間をかければ、
1500円の書籍や、
「しかるべき人」の無料の情報、セミナーだけでも、
しっかりと取り組めば結果は出るはずです!
時間もお金もかけずに
現在の問題を発見したい方は
僕のメルマガをどうぞ(笑)
マナーを守る方であれば、宿題を返信いただければ
無料でご相談を承りますよー。