こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
「どうやったら起業家精神が身につきますか?」
という質問。
2件ほどあったので、回答をブログに書きます。
ビジネス自体は理論上は難しいものではありません。
そこまで高いスキルも必要がないと思います。
でも、なぜ失敗したり、悩んだりするのか?
といえば、結局はメンタルの部分なわけです。
つまり、「思考」
「モノの見方」とも言えます。
イメージとしては
メンタル7:スキル3
くらいの割合でメンタル的要素が必要です。
今回は中でも起業家精神、消費者精神というものを
まとめて見ました。
Contents
■起業家精神の意味とは
結論から言えば、マインドの違いが大きく現れるのは
お金と時間の使い方です。
そして、それが決定的に大きな差を生みます。
「あなたにとってお金とは何ですか?」
この質問の答えによって、
どれだけビジネスマインドがある人なのかは
一目瞭然です。
お金は何のために必要なのか?
お金を何に使うのか?
つまり、あなたはお金をどんなものだと認識しているのか?
時間もそうですね。
「あなたにとって時間とは何か?」
何れにしても多くの人はきっとこう答えるでしょう。
「豊かな生活にするために、時間とお金が必要だ」と。
で、こういう感じの答えは
当たり前のことではあるのですが
起業家としては、しんどい考え方な訳です。
■起業家精神と消費者精神の具体例
まずは、ずらっと消費者視点と起業家視点の違いを
リスト化してみました。
どちらに多くの共感をするか、
チェックして数を数えてみてください。
消費者精神
□お金は生活と欲しいモノや環境のために必要なもの
□快感のためにお金を使いたい
□自分のためになるものにお金を使いたい
□お金の価値は高い
□お金を使うことに罪悪感がある
□収入増のためなら時間を使う
□お金は当然、固定された物質だ
□お金を求める人は卑しいと思う
□情報は無料だ
□他者が自分に何をしてくれるか?
□仕組みがしっかりある中で働く
□仕事は任されたことに責任を持つものである
□収入は欲しいが、たくさん働きたくない
□自分が勝つか、他者に負けるかのどちらかだ
□緊急なことを優先するのは当然だ
□今日は何をすべきか?
□テレビをつけて休む
起業家精神
□お金とは価値を生み出すために必要なもの
□全て投資と費用対効果でお金を使う
□増やすことに使い、増えないことには使わない
□お金を使うのに罪悪感がない
□お金には価値はない。価値ある使い方をするかどうかだ
□収入増のために自分(知識、スキル等)に投資する
□お金は流動的なものだと思っている
□お金を求めることに肯定的
□情報、知識が大きな価値だと知っている
□他人に何を与えられるか?
□仕組みを作り出す
□仕事は問題を解決する価値を生み出すもの
□レバレッジの効くことに、たくさん働く
□自分も他者も勝つ、それ以外は関わらないようにする
□緊急なことを減らすために重要なことをする
□今日は何を終わらせるか?
□ノートを開いて思考する
消費者マインド、起業家マインド
それぞれどれだけの数のチェックが入りました?
起業家マインドの人は、
当然、消費者側の考えには一切、共感できないんですよね。
簡単に言えば、
消費者マインド、従業員マインドは「消費」で、
起業家マインドは「投資」なわけです。
消費者マインド、従業員マインドは「受信」で、
起業家マインドは「発信」なわけです。
消費者マインド、従業員マインドは「使う」で、
起業家マインドは「作る」なわけです。
消費者マインド、従業員マインドは「得る」で、
起業家マインドは「与える」なわけです。
逆なんです。全てが。
例えば、お金ですが、
消費マインドにとっては
目に見えるモノを買ってすぐに使えるというものには
お金は払うけれど、
目には見えない、長期的な学習や広告などには
お金を勿体無いと感じるようです。
例えば、コミュニケーションですが、
消費マインドにとっては
自分の話題が中心で、
相手から引き出すという発想がありません。
ちょっと、そろそろ気づいてきました?
何か、大きな問題に。
だから、あなたが起業家なら
当然、消費者側の丸はゼロのはずなんです。
そうじゃなかった場合が問題なんですよ。
■起業家精神を勘違いしているかもしれない
残念ながら消費者マインドに、
グイグイ○がついた場合。
ビジネスがうまくいっていないかもしれません。
逆に言えば、そういう人は
スキルの問題より、マインドの問題なわけです。
ここでいうマインドというのは、精神論ではなくて
「思い込み」です。
消費者マインド側にあげたものは、
思い込みによって生まれた信念に過ぎません。
実は論理性がない考え方なわけです。
例えば、
「お金には価値がある」
というのは、おかしな論理です。
お金という概念は人が作ったもので、
何かを交換するために考えられたものです。
ということは、何と交換するかによって
お金の価値は変化します。
お金そのものに価値があるわけがないのです。
そう考えれば「お金を求める人が卑しい」
と考えている場合、
自分が卑しい使い方しかできないだけです。
何せ、使い方で価値は決まるのですから。
そうやって一個ずつ見ていくと
これらに書いた一般常識的な信念は、論理性のないものです。
だから、「自分が勘違いしてるかも?」
というものの見方をすることが大事なわけです。
■起業家精神を身につける方法
では、どうやったら起業家マインドになれるか?
という話です。
先ほど言ったように、洗脳を解いて
論理性を身につけることが第一歩な訳ですが、
それを自分の力で、頭で考えているだけでは到底無理。
最も簡単なのは、
長く一緒にいる人を変えることです。
「朱に交われば赤くなる」
というのは人間の脳機能であるミラーニューロンが
見たものを真似をするからとも言えます。
起業家と付き合っていれば、同じような考え方になりますし
ハイレベルなビジネス情報をインプットしていれば
同じ考え方が身についてきます。
その上で、自分で行動をし、自分で成果を手に入れることです。
インプットする情報が変われば、
思考も変わって行き、
思考が変われば判断が変わり、行動が変わります。
そうした手順で、行動をしていけば
いつのまにか起業家の考え方になっていきます。
ぜひ、今いる場所から一歩進んで見てください。
お金と時間は投資に使いましょう
サラリーマンやOLの方も
ソウルワークのブログとメルマガを見て、
コンテンツを購入して実践し始めています。
お勤めの方が、「お店で実践してます!」
というメールを送ってくださってます。
すごいです(笑)
お金と時間は、消費に使うのではなく、
投資に使うことが起業家マインドの基本。
収入の1割くらい自己投資に使わないで、
なんの知識もなく、間違った行動をし続けて
うまくいかないとか、当たり前ですからね(笑)
起業しているあなた、だいじょぶ??