人生に絶望した時から仕事の成長が始まる 4種類の人生とは?

「希望」とは「無知」であり
「絶望」とは「自覚」であり
「諦め」とは「思考停止」であり
「実現」とは「行動」である

希望に満ち溢れてワクワクしているのは
なにも知らない人間である

世界や人や自分や物事に絶望しているのは
様々な真実を知った人間である

諦めて納得しているのは
思考を止めてしまった人間である

それでも目の前の現実を変えていくのは
自分にも希望にも絶望にも振り回されず
ただそれを踏まえて
知恵と勇気ある行動をしている人間だけである

■絶望とは何か?

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi

さて、人生に絶望を抱いている諸君、
絶望を悪い事だと思っているかもしれませんが
そんなことは一切ありません。

「絶望」というのは「自覚」のことです。

真実を知った時、そしてその真実が理想とかけ離れていた時
人は絶望します。

人間の最大の能力は「自覚」です。
これは7つの習慣のコヴィー博士も言っていることですが。

人は、気づくから、修正し、成長することができます。
自覚こそが人間の最大の能力です。

ただ、その自覚からどうアクションを起こすか
その人の人生を決めているんです。

■人生に絶望したとき

例えば僕が絶望したことは
人生で、大きく4回あります。

1つは母の死です。
僕が17歳の時に母が亡くなり
人はこんなにも儚いものなのだと絶望しました。

2つ目は音楽をやっていた時。
仲間との関係がうまくいかないという経験をしました。

3つ目はビジネスを始めた時。
23歳でビジネスを始め、
3ヶ月やっても全く成果が上がらず、朝から晩まで寝ずに作業をしていた時。
それでも自分がしていることを信じて半年後には
月収が100万を超え、それを機会に結婚をしたことは良い思い出です。

4つ目は人の裏切り。
これは何度となくありました。
ビジネスを始めてから、誹謗中傷や、期待していた関係が崩れたことなど
何度もあり、そのたびに苦しみました。

こうした絶望の中、
自分の無能さを知り、
人の儚さを知り、
人間関係の距離を知り、

それらを自覚したのです。

■人生は4種類ある

(1)希望を抱いている人生

希望を抱いている人は、ただ無知なだけです。
何も知らないから、希望を持てます。

世の中の仕組みも、
自分の能力の限界も、
計画のずさんさも、

何も知らないからこそ、希望を持って生きていける。

ただ未来に問題を先送りにして
「可能性に生きている」という状態。

これは何もしていないから希望を持てるというだけです。
言い換えれば、「何もしていない人」ということ。

(2)絶望している人生

何かやってみようと思えば、知れば知るほど壁を感じ、絶望します。
何か行動を起こせば必ず失敗します。
うまくいかないことが訪れます。

絶望は単にフィードバックです。

自分のアクションへのフィードバックの一つに
失敗や挫折があるというだけです。

そしてそれは、事実を知ることにつながります。

世の中の仕組みを知る、
自分の浅はかさを知る、
原理を知る、
永遠がないことを知る

という真実を知った状態です。

言い換えれば、「行動を起こした人」です。
あるいは、「機会を得た人」と言えます。

(3)諦めた人生

そして次の段階です。
何か行動を起こし、絶望をした人が
次に取ることができる選択は2つ。

1つは「諦める」
もう一つは「新しい方法を始める」

ということです。

「人生こんなもんだよ」

と現実を知ったような顔で
諦めたり、人を評価したりし始めます。

言ってみれば「思考停止」です。
「歩みを止めた人」と言えます。

(4)実現する人生

挑戦し、絶望することで
情報を得た人は、
今までのやり方をやめて、
新しい方法をとる、という行動ができます。

絶望というフィードバックはあくまで情報です。

「このやり方ではダメだった」
「自分はここまではできてもこれができない」

と言った事実を把握することで
次は、より精度を高めた手段を取ることができます。

絶望し、事実を認めること。
今までのやり方、考え方を、捨てる、諦めること。
それでも希望を持ち、行動を起こすこと。

これをする人が自分の思うことを実現することができます。

これは言い換えれば「自分を作り変える人」です。

■人生に絶望したら成長のチャンス

「売れない」
「客が来ない」
「失敗した」

行動を起こせばあらゆるフィードバックが返ってきます。

それによって絶望してしまう日もあるかもしれません。
自分の能力のなさを痛感するときもあるかもしれません。
やめたくなるときもあるでしょう。

でもそれは「事実を理解した」というだけ。

そこから、「じゃあどうするか?」

と考えていくことができます。

無知に希望を抱き続け、可能性に生き続けますか?

絶望して、諦めますか?

絶望して、なお、行動をしますか?

 

僕は一度も絶望したことがない人と仕事をしたいとは思いません。
それは何も知らない人だからです。

絶望してください。

失敗してください。

それを認めてください。

その上で、正しい情報を得て、
立ち向かい始めてください。

そうすれば、実現する力が手に入ります。

絶望は悪いことじゃない。

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