こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
「そんなつもりないですよ。ご飯食べに来ただけなんで。」
っていう事前ブロック。
2人きりで会うというデート風の状況下でのこの発言。
まだ球を投げてないのに打ち返されるパターン。
1回表、どころか、まだ始球式だから!
そこで打っちゃダメだから!
ていうか、なぜ打席に立っちゃったんですか!?
という経験。
きっと貴男にもあるはず。
これはマーケティングでいうところの
「ターゲット設定のミス」である。
その気もない人を誘ってしまった。
買う気もない人に売り込んだ。
ということなのだ。
こうしたミスを犯さないようにするには
「顧客分類」というマーケティングの考え方が有効である。
今回は、どういった段階の顧客がいるのかを把握し
段階に応じてアプローチを変える方法をお伝えしよう。
Contents
■4種類の顧客分類
人妻系に、お姉さん系に、幼馴染系に、妹系の4種類!(人妻系希望)
ということではなく、
・どれだけ女子と付き合える見込みがあるのか?
・どれだけの期間で付き合うことが決定されるのか?
というのは、
彼女の分類によって異なるということだ。
もちろん彼女の分類によってアプローチも違う。
これをビジネスに置き換えれば、
・どれだけ購入見込みがあるのか?
・購入の決定の早さはどれくらいか?
ということである。
では、その4種類の彼女分類(顧客分類)と
それぞれのアプローチを解説しよう。
顧客分類(1)今すぐ客
ビジネスで言う、いわゆる「今すぐ客」である。
今すぐ客とは買いたいものが決まっていて、
そのままお店に直行、または、検索をしてすぐ購入
という状態である。
もはや欲求不満の団地妻。
「お願いします。今すぐください!(なにを)」
という状態。
そのことばかり考えていて、もうそれで頭がいっぱいという人。
彼氏を作らないといけない必要性もあって、
具体的にこんな彼氏が欲しいということが決まっている
ということ。
まぁそんな人、市場の1%しかいないんですけどね。
いたら、連絡してください(なぜ)
「今すぐ客」へのアプローチ方法
この欲求不満彼女、もとい「今すぐ彼女」に対しては
シンプルに「セールスをする」と言うアプローチを取れば、
販売が可能である。
セールスというのは、相手の問題を解決する情報を提供し、
相手にとって「あなたから買う理由」を明確にし、
「今すぐ購入する理由」のある
相手にとって好条件の販売条件で販売するということだ。
例えば、
「ああ、もうどこかにこんな男性いないかしら?」
という今すぐ彼女に
「こんにちは。こんな男性です。
よかったら食事でもどうでしょうか?」
という具合。
今すぐ彼女の場合は、基本的な信頼が取れて、
相手が求めている条件を満たしていれば
デートを誘ってOKなのである。
つまり、
今すぐ彼女はバッターボックスに立っている!
あとはこちらが投げかけるだけ!(意味不明)
ビジネスで言えば、
ランディングページ(販売ページ)を用意して
その解決策を探している相手を
そのページに誘導するということ。
ただし、こんなグッドコンディションの彼女は
ライバルがめちゃくちゃ多いということは
お忘れなく。
顧客分類(2)お悩み客
いわゆる「お悩み客」である。
お悩み彼女は、彼氏が必要だということは理解している。
クリスマスまでに彼氏が必要。
いや、今晩までに必要。
だって、〇〇だから。
と、いないと困る、という
必要性は理解している。
が、実際におつきあいしたい相手はいないのである。
悩んでいるのだ。
これという決め手がない。
必要だが、欲しいモノがわからない。(注意:特に下ネタではない)
などと、悩んでいるのだ。
非常にういやつである。
ダイエットサプリメントを販売しているビジネスで言えば、
お悩み客は、ダイエットしないといけないということは十分理解している
むしろ、夏までに痩せないといけないとか、
差し迫った期日すらある。
しかし、ダイエットの方法として色々あるので
特にサプリメントがいいとは思っていない。
ましてや、あなたのサプリメントが欲しいとは思っていない。
ということだ。
「お悩み客」へのアプローチ方法
そんなお悩み彼女には、
「ウォンツ教育」が必要だ。
つまり欲求を高める必要がある。
例えば、あなたが他の男性よりも優れている点を
あなたと付き合ったことで得られる未来
などをイメージさせることである。
ビジネスで言えば、
なんとなく解決策を探しているというユーザーに
ブログやメルマガで情報提供をして
問題を解決した後に得られる未来や
実際に購入したお客の声
商品の利点、他者より優れていて
あなたにぴったりなものだということを理解してもらう。
ということ。
顧客分類(3)そのうち客
いわゆる「そのうち客」である。
ダイエットサプリが欲しいということはわかっているが
今はまだ必要ないだろう
と考えている人たち。
そのうち彼女は、
あなたのことに興味があるのである。
むしろ好きかもしれない。
けれど、「今はまだ・・」と考えているのだ。
「まだその時じゃない。」
「その時が来たら・・」
完全に、ういやつである。
おそらく、
図書館通いのメガネっ娘か、
隣の奥さんか、後輩のOLの可能性が高い!(なんで?)
「そのうち客」へのアプローチ方法
そのうち彼女に必要なのは「ニーズ教育」である。
必要性を理解してもらうということ。
ダイエットサプリを売っているならば
ダイエットをすぐに始めないといけない理由、
その問題を放置した時に起きるリスクを伝えるということ。
すぐに解決しないといけないことなんだ。
とわかってもらうということ。
また、希少性があるものならば
すぐに買わないとなくなってしまう
ということを教えること。
例えば僕のメールコンサルの枠はあと1名限定です!
とか。
そのうち彼女には、
彼氏を今すぐ作らないと、こんな大変な欲求不満になりますよと
そんな変態になってもいいんですか?
ということを教える。(なんか違う)
僕の方でデートできる人数は1名限定です!
とか。
顧客分類(4)まだまだ客
いわゆる「まだまだ客」です。
彼らは、例えばダイエットには興味があっても
すぐに痩せなきゃいけない理由もないし、
その中でサプリメントが有効だとも思っていない
という、人たち。
完全なツンデレ候補。
いわゆる、「サスペクト(疑いが持たれる相手)」で
大いに購入するかどうかはわからない相手である。
言ってみれば、
デートに来たとしても、
食事などの目的だけで来ているパターンの疑いが持たれる。
ビジネスで言えば、プレゼント目的にイベントに来た顧客に近い。
「まだまだ客」へのアプローチ方法
まだまだ彼女を攻略するには
相当な時間がかかります。
彼女たちには、彼氏の必要性ができ、
あなたを好きになるというための
期間がじっくり必要です。
完全なメインヒロイン決定。
ここからじわじわと信頼関係を築き
徐々に、
「まだまだ彼女」→「そのうち彼女」→「今すぐ彼女」
「まだまだ彼女」→「お悩み彼女」→「今すぐ彼女」
という大人の階段を登ってもらう必要があるのです。
ビジネスで言えば、
まぁ必要なのは情報提供ですね。(雑っ!)
■顧客分類とは、恋愛シミュレーションである
彼女の段階によって攻略方法は様々。
しかし、ビジネスにおいても恋愛においても
手っ取り早く結果を出そうと
「今すぐ客」「今すぐ彼女」
にしか目を向けていない、という実情がある。
しかし、今すぐの人は市場の1%未満。
しかも、ライバルが多い。
そうなれば、今すぐ彼女もターゲットにしつつ、
やはり、「お悩み彼女」「そのうち彼女」と
信頼関係を築き、情報提供をして
彼女たちの問題を解決してあげることも
有効な手段である。
これこそがマーケティングなのである。
マーケティングは恋なのだ。(どうしたんだろ?)
そして、最大のポイントは、
こうしたネタを女子には言ってはいけないということだ。
警戒されるぞ。
はっ!?しまつた。公の場に書いてしまった。
というわけで、今日の授業はここまで。