マーケティング

SNSビジネスは友達しか集客できないアマチュアバンドと同じ

こんにちは。スギムーです。

通常のビジネスにおいて
「SNSで集客を加速すること」はとても良いことです。
しかし、「最初からSNSで集客すること」はかなり危険です。

なぜなら、SNSでは
「キャラクター」「人柄」
ましてや投稿している内容(自撮りとか名言とか)
と言ったことで「ファン」を作ってしまいます。

ファンがもし買ったとしても
実は、ビジネスの継続性は皆無なのです。


■SNSビジネスは集客できていない人が使ってはいけない媒体

SNSでの集客を
自撮りをアップして、素敵なメッセージを投稿して
キャラクターや人柄をアピールし、
交流、コメント回りをして、
友達を多く作り、
『関係性を築く』ことで活用すると
『ファン』が生まれます。

あなたのことが「好きだ」という人が増えてきます。

ファンは、あなたの人柄やキャラを好きになり
あなたが売っているものなら買ってみようという発想で
商品の購買をします。

しかし、ビジネスとは「困っている人」を相手にするから
あなたの商品が継続的に購入され続ける
わけです。

人柄で買ってもらっても後が続きません。

例えば、あなたがカウンセラーだとしましょう。
あなたが人気者になれば、必然的にファンがサービスを購入してくれます。

「〇〇さんがやってるなら」
「〇〇さんに会いたいから」

という理由で買います。
しかし、悩みを持っていなければリピートはされません。

しかし、繋がっている友達の一定割合まで売れていくので、
自分のビジネスに『特徴がない』ということに気づかないのです。

よって、ある程度のつながりの人数を顧客獲得したら
その後、誰をどこで集客をしていいのかわからないため
集客を継続することができなくなるわけです。

これって、何かに似てませんか?

そうです。
友達しかライブに呼べないアマチュアバンドですよ。

■アマチュアバンドが友達しか集客ができない理由

アマチュアバンドがなぜ集客できないのか?
集客できても友達しかライブに来ないのか?

それは、知りもしない人が歌ってても
見る価値がないと思うのが当たり前だから
です。

だから、アーティストというのは最初は
「関係性」を作って「ファン」を増やすしかありません。
サイン会や握手会、ファンとの交流がそれです。

音楽やエンターテイメントというのは
「問題を解決する」という性質がほぼありません。

「楽しい」「嬉しい」「感動する」
と言った、『快楽』の欲求の分野です。

通常のビジネスは『苦痛』を取り除くことで
苦痛が取り除かれた結果を消費者は買っています。

『快楽』と『苦痛』という相反する分野です。

嬉しい、楽しい、という感情を得ることに対して
人間がお金を使う金額は少額です。
そのため、レンタルビデオや映画、テレビ、漫画、音楽といった
エンターテイメントの分野は低価格です。

しかも、たいていの人は「有名」なコンテンツだから
お金を払ってまで見に行こうとします。
無名という時点で多くの人には価値がないのです。

つまり、無名のアマチュアアーティストに
お金を払う人はほぼいないのです。
『友達』を除いては。

ですから、アマチュアアーティストは
『関係性』を作って『ファン』を増やすことで
集客するのは正解です。

しかし、問題解決の分野でビジネスをしている
我々はそれではダメです。

低価格で消耗する誰でも楽しめるエンターテイメントという
分野だからこそ「ファンビジネス」は成り立ちます。

■SNS集客ができてもビジネスが軌道にのらない理由

つまり、「最初から」SNSで集客すると
友達が増えて、なんとなく売れてしまいますから
できている気になりますし、
もっと友達を増やせばいいという発想になります。

そうなると、SNSを飛び出して、
いろんな交流会やコミュニティ、
オンラインサロンなどに入って、
友達を増やして、
その人に販売するという発想になってきます。

あるいは、友達の紹介をあてにするようになります。

しかし、その時点で、

「こういう困りごとを持つ人のための
こういう結果が得られるサービスです」

という特徴が打ち出せていない限り、
友達のよしみで買っていたり、
人柄が好きだから買っている
という部分を脱することができません。

ビジネスの集客は「広告」や「検索」でできなければ
継続性はありません。

なぜなら、毎月新規を獲得し続けなければならないのですから
集客には『再現性』が必要なのです。

毎月、このキーワードで何件の検索がされているから
この人たちをウェブサイトにアクセスしてもらい
購買につなげよう、であるとか、

この地域に当社の顧客層は、何万人いるから
そこから何パーセントに響く広告を打って、
毎月、何人を獲得しよう。

という再現できる計画が必要です。

それには友達に売っていては、ターゲットが誰なのかわからないのです。

■友達作りで集客を成功させたインディーズアーティスト

基本的に僕がインディーズアーティストに教えていたことはこれです。

1、無料で多くの人に音楽を聴いてもらう
2、リストを取って関係性を作る
3、有料のライブに誘引する

このステップだけです。

これを愚直にやった人は、メジャーデビューをしています。
20組以上はデビューしていますかね。

これって、簡単に言えば

「友達いっぱい作りましょう」

ってことですよ(笑)

例えば、一回メールを送るだけで、
ライブ動員を300人までにした人は
500人と個別にやり取りをして、関係性を作っていました。

友達100人できるかな?

どころの騒ぎじゃない(笑)

音楽に価値があるというよりも、
それだけじゃなく、その人の人柄やビジョン、
そういうことに共感してもらわないと
音楽では集客ができないからです。

ある程度の母数になってからは
出て行く舞台が大きくなるので、
実力で人気が増えていき、デビューなど何かのきっかけを掴みます。
あとは才能次第。

■SNSビジネスで友達を増やすか?困りごとを解決するか?

ここまでをまとめると以下になります。

<SNS集客してはダメな人>
・ターゲットや商品価値が不明確な人はNG
・SNS集客は友達を集める行為
・SNSで集客できていても「友達だから買っている」ため、ターゲットが不明になりがち
・よって広告やチラシ、検索などで集客ができない

<SNS集客がOKな人>
・すでにターゲットが明確な企業はSNS集客で加速させることは良いこと
・アーティストなど価値が伝わりにくい業種は友達をいっぱい増やして集客はOK
・ターゲット不明のビジネスでも、友達を増やし続けることが肉体的精神的にできるなら止めやしない(笑)

ターゲットの困りごとを明確にして、
広告や検索などでも集客できるのが
ビジネスとしては当たり前です。

困りごとが明確なら、
SNSやブログの発信も友達と交流せずとも
ターゲットが集まるようになります。

しかし、困りごとが不明確なら
友達作りをしないと集客ができないでしょう。

アーティストなどはその性質を逆手にとって
関係性を築いて集客しても最初はOKです。
人柄、キャラ、関係性でもなんでも使って
自分のビジョンに共感する友達を巻き込んでください。

SNS集客ありきで起業した人は、
ターゲットが不明確なら
残念ながら、そのビジネスはそのうち終わります。

当てはまるようなら、
今すぐ正しい経営理論を学んでビジネスを作り変えをしましょう。

 

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