起業家は自分をブランディングしない

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi
あとは篠塚も好きでしたね。少年野球でセカンドやってましたから。

■起業家ってただの労働者のこと?(笑)

最近、起業ブームということもあって
起業家という言葉をよく耳にします。

最近このブログを立ち上げたので
他のコンサルや起業家が気になって
広告を見たりとか、サイトを見たりするようになりました。

そしたら、
『起業家として成功するメルマガマーケティング!』
みたいな広告があったりするわけですね。

私は、かくかくしかじかで
こんな苦労がありましたが
こんな方法で、今や、見事、月商200万円を突破しました!

みたいなことをLPで言うわけです。

で、やってる仕事は、
コンサルだったりするわけです。

あれ?
ただの労働じゃね?それ?

と思うわけです。

■自分ブランディングして、自分を有名にして得るもの

まず、
「起業家ブランディング」
と言うと

・画像は自分の写真
・サービスは自分の対面サービス
・最初は無料診断
・そしてバックエンドはやたら高い
・よって、数人の顧客で200万くらいにすぐになる

と言うものですね。
「起業」って言うか、「普通の労働」じゃないですか?

自分を有名にしていくと
自分が忙しくなります(笑)

そして、経営や企画を考える時間がなくなります。
よって、よほど賢い収益モデルがない限り
自転車操業から抜け出せません。

そもそもなんか面白くありません(笑)

■起業家は「ブランド」をブランディングするもの

本来、起業家がブランディングすべきは、
「ブランド」そのものです。

製品コンセプトを作ってそれを広めていく
サービスでも店舗でも
コンセプトそのものに価値を持たせていく。

一人のカリスマがいても会社は健全に経営できません。

個人のサービス業、
例えば、カウンセラーや、僕のようなプロデューサーなど
そうした人も同じですね。

サロンならサロンのコンセプト
教室なら教室のコンセプト
コンサルならコンサルのメソッドを含むコンセプト
占い師さんでも〇〇占術というコンセプト
物販の商品なら商品コンセプト

コンセプトというのは、
誰がどうなる商品サービス、ブランドなのかということを
簡単に言語化した概念
という意味です。

「ソウルワーク」もそれに習って僕中心ではなく
ソウルワークという概念をブランディングしています。

他の方がコンサルしても僕と同じ結果は生み出せますので
僕がやる必要性は感じていませんし。

■起業家はブランドをブランディングし、プロデューサーはムーブメントを生み出す

いや、簡単ではないので偉そうなことは言えませんが(笑)

「ブランド」はあくまで自社のものです。
しかし、ムーブメント(運動)は、
大勢の人に飛び火します。

真のプロデューサーというのは、
他の人でも実施可能な動きを提案するものです。

僕はいつもそれを考えています。

以下はエンタメのダンス系のムーブメントですが、
ダンスというのが誰でも実施しやすい
という利点を生かした運動ですね。

・AKB48のフォーチュンクッキー
・PPAP
・ファレル・ウィリアムスのhappy
・恋ダンス

この「ソールワーク」も誰かのビジネスの中で
その考え方が息づいてくれると嬉しいですね。

■自分ブランディングはやめて、魂のコンセプトを作ろう

「なんちゃって起業家」の自分ブランディングなんてものを
参考にしたり、すごいなーとか感じたりすることはありません。

たまたま有名になった人を真似すると
ろくなことになりませんからね。

それよりも、
しっかりと顧客の問題に向き合って、
その問題を解消する未来という
「価値」を生み出し、
そのコンセプトを、ブランディングしていくことです。

ここまで読んでるあなたなら
絶対にできます。

僕の講座でも価値の作り方を伝えていますので
ぜひ、参考にしてくださいねー。