アーティストビジネス

バンド・歌手のメジャーデビューする方法。20組以上のアーティストをデビューさせた方法

こんにちは。スギムーです。

僕はビジネスのコンサルをやったり、プロデュースをしたり
ウェブ制作やデザイン関連の仕事をたくさんやって来ましたが
中でも変わった経歴としては
以前、音楽アーティスト・バンドの活動のサポートから
大手レコード会社のマーケティングコンサルなどをやって来たことでしょう。
確かにちょっとこういう経験は珍しいと思います。

いわゆるインディーズからメジャーにするサポートでは
20組以上のメジャーデビューをサポートしたようです。
まぁでも、勝率は悪かったですよ(苦笑)

最近またこのブログで情報発信をはじめて
かれこれ10年ぶりくらいの情報発信になりますが、
このブログを見つけて、僕が当時アーティスト向けに発信していた情報を
見ていてくれた方から
「デビューできました」という報告をお二人からいただきました。

そうした間接的に僕の情報でデビューした方も含めれば
もっと多くの人がメジャーになったのかもしれませんが、
そこまで把握していません。
何せ1万人くらいのアーティストが僕の情報を取って来れていたし
数千人が有料の情報も買ってくれていたので。

今や、時代も時代なので
メジャーデビューを目指すアーティストもそう少ないと思いますが
一応そうした経験から言えることをいくつか書いていきます。


■実績があればメジャーデビューはできる

がっかりするような答えなのかもしれませんが、
結論から言うと、メジャーデビューするサポートというのは
「実績作り」に他なりません。

実績があれば企業というのは動きやすいものです。

どういうことかというと、
企業というのはアーティストをデビューさせるのに
多くの投資をする必要が出ます。

アーティストは商品な訳ですから、
レコーディングするにも、CDを作るにも、
プロモーションするにも
マネージャーをつけるにも予算をかける必要が出てくるわけです。

ケースによるので詳しくは書きませんが
少なくとも数千万円の投資は必要になるでしょう。

その投資をしてもちゃんと回収できるかどうか?
ということが企業が気になることです。

しかし、アーティストがインディーズで既に売れてるとか
そういう実績があれば、投資はしやすいということです。

■実績をつけるとは?

では具体的に実績をつけるというのはどういうことかというと
こういうことです。

1、ライブの動員を多くする
2、CDをたくさん売る
3、ファンのリストを増やす

といったことです。

言うのは簡単です(笑)

簡単に言えば「ファンを増やす」ってことですね。

ファンがたくさんいれば、自力でライブの動員は増えますし、
CDも売れますし、さらに顧客リストも増えていく良い循環になります。

だいたい、告知をすればライブハウスが埋まるくらいの動員ができて
告知をすれば、例えば一気に1000枚くらいCDが売れる
といったくらいのファンの数がいるような人は
あっさりとデビューしていきました。

まぁデビューした後にうまくいっているかと言えば
みんながみんなそうではないんですけどね(苦笑)

■1000枚とか今の時代、無理

そう。無理でしょうね(笑)
だって今やCDの時代じゃないですからね。
その辺りは、今の時代に置き換えて考えてください。

本質は、ファンがいるかどうか?
もっと言えば、収益が見込めるかどうか?ってことですからね。

でも当時でも1000枚、2000枚の販売くらいを目安に
と言う話をすると、反発をもらいました。
そんなのは無理だと。

当然そうです。
無理だから滅多にデビューできる人はいないわけで(笑)

でも、それを科学的に再現するのがビジネスな訳ですよ。

その無理を実現しなきゃ、
文句言ってても始まらないからね。

■例えば普通のビジネスの場合

無理無理、いうんだけど、
よく考えて欲しいんですが、普通のビジネスの場合、
そんなお客さんの数くらいいるわけですよ。

例えば、お客さんの数で言えば、
美容室なら、一人の美容師さんは月間で100人とか、それ以上とか
髪を切るわけですよね。

それも2,3ヶ月のサイクルで来店されるので
実際のその美容師さんが持ってるお客さんの数は300〜400人はいます。

3人でやってるお店なら、お店全体の顧客数は1000人は確実にいます。
ちゃんとリピートしている人の数で1000人。
リピートしなかった人もいるわけなので、数千人のリストは持っています。

まぁなので3人の小規模なお店でも
必ず買う人は1000人はいるわけです。

しかもCDは1000円〜3000円でしたが、
美容室ならサービスは1万円とかですよね。

果たして、自力で1000人くらいの顧客を持つことが
そんなのに不可能かと言う話です。

もちろんライブとなれば、100〜200も埋められれば
小さいライブハウスでのワンマンは満員ですからね。

それくらいやろうって気がないならやめたほうがいいと思います。

■じゃあどうやってそんなにファンをつけるの?

ってことですが、
そこに意識が向いたと言うことだけで
もうほぼ成功です。

普通は、音楽の完成度を上げることや
コネを作ること、コンテストに出ること、
仕事をもらうこと、
そうしたことにしかみんな頭が行ってないじゃないですか?

リスナーを見ていないんですよ。大体の人は。

そうした意識から、

ファンをつけるには?
ファンを楽しませるには?
ファンを感動させるには?
ファンとつながるには?
ファンと繋がり続けるには?

そうしたことに意識が向くことがまず第一歩です。

売れたアーティストというのは、
そういう他の人がやらないことをし、
見ていない部分を見て、
意識していない部分を意識した人な訳です。

■具体的にどうすりゃいいの?

ここまでは考え方の話をしました。

・実績をつけていくことが大事
・実績をつけるというのはファンをつけること
・ファンをつけるってことはファンに意識を向けるということ

という、あくまで考え方です。

じゃあそれを具体的に実行していくには?
と考えねばいけません。

実行プランは2つの考え方によってできています。

■価値を作ろう

1つはイノベーションです。

アーティストの音楽やステージ、存在そのものは、
特定の人たちにとって「革新」でなければいけません。

簡単に言えば、ある特定の相手にとって
お金を払うに値する、感動を与えるものでなければいけないということです。

それがアーティストの価値です。

ライブに行ったり、CDを買ったりという
人に行動を起こさせたり、お金を払ってもらうには
「価値」が必要です。

価値とは相手がそれを体験して得られる未来のことです。

それには、
誰に何のためにどんな音楽やステージを体験してもらえば
もっとも感動を与えられるのかを考えることです。

聞いてもらう相手、送るメッセージ。

あなたは何のために活動し、
それによって何をどう変化させようとしているのか?

それが相手にとって共感できることなのか?

それを説明できるようになるか、
ステージや作品で感じられるようにすることです。

それが人がお金を払ってもいいと思える価値を作る一歩です。

■とにかくマーケティング

価値があるなら、あとはマーケティングだけの問題です。

アーティストのマーケティングは大きく3つ。

・見込み客を集める仕組み
・販売する仕組み
・ファンを維持する仕組み

まずあなたのファンになりそうな人と出会わなければいけません。

それには、集客というよりも
人が集まっている場所に出ていくことが簡単です。

無名の段階で「ライブをやります!」と告知したところで
友達くらいしか来ません。

そうではなく、イベントでもいいし、路上ライブでもいいし
依頼された無料ライブでも、前座でも構いません。
既に見込み客となり得る人たちが集まっている場所に露出することです。

もちろん、ジャズのアーティストが
デスメタルのバンドが集まるイベントに出ても見込み客はいないので
注意しましょう(笑)

そこで注目を集められたら、
そこでリストをとったり、SNSで繋がったりと
継続的につながれるような仕組みを持つことです。

当時やっていたのはフリーのライブをたくさんやり、
そこで無料でCDやDVDを配ってアンケートに答えてもらう
という内容でした。

無料の場所で見込み客を集め、
有料のライブに誘導する。
それを大量にやる。
大勢の前でやる。

これの繰り返しです。

これだけでまずライブの動員を増やす流れになっていきます。

ライブが売れないなら、マーケティングじゃなく
イノベーションの問題です。価値がないのです。
その場合は、最初にしっかりと価値を高めてからマーケティングに取り掛かることです。

■これができれば自力でやっていける

さて、大枠はこんな感じですが
あなたが今やっていることはこの流れに沿っていますか?

ちゃんと「実績」を作るために動いていますか?
「ファン」を見ていますか?
「価値」を作っていますか?
「集まっている場所」に露出していますか?
「ファンと繋がる仕組み」がありますか?

そうした構築のために情報を収集して行動していますか?

それで、今の時代、メジャーデビューなんか目標じゃないと思うんですよね。
デビューしても成功は約束されていませんし。
(関係者の方、すみません。笑)

そうなると、ますます上記のようなことをして実績があれば
自分のビジネスとしてデビューしなくてもそれで生活できちゃうわけです。

実際に、会社を作ってライブを主催して利益を出して
という人は僕の知人やクライアントにもたくさんいます。
そうした人たちのやり方も、基本的には今回のお話と同じものです。

ぜひ、軌道修正して見てくださいねー。

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