こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
ブログ集客をやる人が多いですが
いつまでたっても、何年ブログ集客をやっても
一向に売上が上がらないという人がいます。
何でもかんでもブログ集客を勧めるコンサルタントは罪ですね。
実際に、何年もブログ集客をやっているのに上手くいかない
という人が何人も相談を受けましたが、
そのどれもが「ブログ集客がしにくいビジネス」
というものばかりでした。
もしこれを理解せずにブログ集客で疲弊しているなら
今すぐアプローチを変えましょう。
Contents
■ブログ集客で売上が上がらない5つの理由
ブログ集客コンサルタントという職業が今はあるみたいですが
だいたいこんなことを教わって来ているみたいですね。
・お客様の声をブログに掲載すれば集客できる
・「誰がどうなる」ということをブログタイトルやプロフィールに掲載する
・記事の最初に毎回「〇〇専門家の〇〇です」と名乗る
・メルマガに誘導する
・ブログ集客ツールで「ペタ」「いいね」をする
・コメント周りをする
・ブログのヘッダー画像にお金をかける
・タイトルに地名と業種名を入れる
・物販なら写真をよくすれば集客できる
これらは、全て間違いとは言い切れません。
しかし、根本的な部分がブログ集客という
集客方法を採用するのが最適な場合のみ合っているわけです。
条件が整っていない場合は間違いになります。
かなり初歩的な問題ばかりですが、
ブログ集客がうまくいかない人は
この4つの問題を抱えています。
これらの条件下でしかブログ集客は機能しません。
(1)地域ビジネスなのにブログ集客をしている
これ一番多かったです。
あのですね、例えば「長野県」で「ピラティス」をやっています、と。
それで、ブログで想いを発信していますと。
でも、記事の書き方が悪いと思うんですよ、と。
どうやって書けば集客できますか?と。
全然お客さんがいないんです。と。
無理じゃないですか?
だって、全国からアクセスされるページを作っていて
アクセスの少なくとも1/47しか長野県の人いませんよね?
インターネットで長野県の人がピラティスを探す時って
「地名+ピラティス」で検索しますよね。
ブログを量産したり、全国からいいねを獲得しても
集客になかなか結びつかないのは当然です。
ブログをメディアとしてマネタイズするとか、
集客からマネタイズから、サービス提供までオンラインで完結するか
都心部でサービス提供をやっていたり、
別の目的で使っているならまだしも、
自分の地域にまで集客するなら
ブログより前に、近所の集客を考えたほうがいいです。
チラシをやりましょう(笑)
ウェブサイトは「地名+業種名(商品名)」などで
SEO対策されたカンパニーサイトがあれば十分です。
そのサイトのSEO強化の目的でブログコンテンツを充実させる
方向で書いて、問い合わせへ導線を作るようにしましょう。
つまりこの問題は
『メディア違い』ということです。
顧客が見ている媒体を使わないといけません。
(2)有名ブログの真似をしている
ブロガーなのか、ビジネスの集客ブログなのか
そこははっきりしないといけません。
ビジネスの集客ブログなのに、
ブロガーのように「ファンにさせるためのブログ」を書いてる場合がありますね。
有名ブロガーとかは
自分のキャラクターや意見によって
ファンを獲得して、ファンビジネスをしています。
ファンビジネスは問題解決型のビジネスではなく
エンタメ、タレントビジネスの一種です。
人気者になる素質を持った人が、
その方向性で努力した結果、手に入れているポジションです。
お店の集客やサービスの集客がしたいのに
自分を売っていても、
「困っている顧客」が来ません。
来るのは、あなたのファンだけ。
「一度お会いしたかったんです。」
という人が顧客になっても、
悩みを持っていないので、リピートはしません。
そもそも、ファンにさせること自体が至難の技(笑)
これはSNSビジネスと同様の問題です。
つまり、この問題は
『問題解決をしていない』という問題です。
価値が不明です。
だからファンが増えたとしても、客単価もリピートも上がりません。
めちゃくちゃ人気者になって出版してオンラインサロンでもやるなら別ですが。
(3)ターゲットが不明なのにブログ集客をしている
起業したばかりとか、ビジネスが軌道に乗っていない時点で
無料でできるからという理由で
ブログを書き始める人がいますが、
商品やターゲットが不明のまま書いていたりします。
一体、誰を集めたいんでしょうか?
という話です。
集客ブログならば、
顧客が困っていることを解決する役立つ記事を掲載するとか
顧客の声を掲載するとか、
たまに商品のオファーをするといった記事で
商品を求めている人が検索するキーワードを
想定して書いたりしないと意味がありません。
ターゲットが想定されていない
ビジネスアイデアがまとまっていない
という中で、書ける記事はせいぜいマインドセット系
つまり自分の哲学や主張くらいのものです。
それではファンができたとしても先ほどの(2)の問題になるだけです。
まず、誰がどういう悩みを解決する商品なのか?
その企画作りからやり直してください。
つまりこの問題は
『ターゲット不明』ということです。
(4)売れる商品がないのにブログ集客をしている
集客をしてもビジネスが上手くいくわけではありません。
そもそも集客というのは
「自社の良さを伝達する行為」です。
つまり、顧客が欲しい商品があって、
その商品の魅力を伝えていくことが
広告や販促全般の活動です。
その良さもないのにブログを書いて集客しても
売れるはずがありません。
良さというのは、
「誰が何の困りごとを持っているのか?」
「なぜその商品を買うのか?」
「なぜたくさん会社がある中で、あなたから買う必要があるのか?」
という問いに答えることから始まります。
つまりこれは
『商品メッセージに魅力がない』という問題です。
商品はメッセージであり、メッセージ(オファー)は商品ですからね。
(5)儲かるビジネスモデルがないのにブログ集客をしている
「売れているけど、儲かりません
もっと集客をしないと」
というのは間違いです。
顧客かができているのに儲からない理由は
客数が足りないのではなくて
儲かるビジネスモデルになっていないということです。
例えば2時間1万円のコンサルを販売していて
商品がそれしかない場合、
絶対に儲かることはありません。
一ヶ月間の平均稼働日数:25日
1日の提供数:1回
1回の顧客数:1人
顧客単価:1万円
=25万円
もし、25人もの顧客を獲得し続ける
集客スキームがあったとしても、
最大の売上高は25万円です。
おそらく25人の集客は広告費でも使わないと成り立たないでしょう。
だから利益は知れたものになります。
この状態で、いくら集客をしても、
絶対に、100%、儲かりません。
商品の設計、構成を考え直すところから
始めないといけません。
つまりこれは
『無理ゲー』という問題です。
■ブログ集客にこだわる必要はない
ブログ集客にこだわりすぎです。
ブログで集客できていないなら、
チラシをやってください。
売れていないなら、
商品を変えてください。
儲かっていないなら
算数をして儲かる構図に変えてください。
全てを無料ブログで完結しようというのが間違いです。
今は集客すべき段階に来ているのか?
(売れる商品や、儲かる構図があるのか?)
集客段階にあるなら、最適な最初の集客方法は
果たしてブログなのか?
追加する集客ルートはブログが良いのか?
他にも集客経路はあるのか?
といったことを考えないといけませんよ。
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