アーティストビジネス

アーティスト・バンド集客のためのWEBマーケティングプロモーション4つの道具

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi

音楽アーティスト活動講座を実施中です。↓

音楽業界でマーケティングをしてきた経験から、
今日は少し具体的に歌手やバンドの集客に役立つ、アーティストのWEBマーケティングの話をしますよ。

リアルのマーケティングはこちらをみてくださいね。


■ブログでの情報発信はアーティスト・バンドの集客に欠かせない

結論から言いますと、
アーティストやバンドは、インターネット上の情報発信が欠かせません。

ブログによる情報発信をすることで
以下のような可能性を持つことができます。

・情報発信によって魂が共鳴する見込み客を集客できる
・世界観(なぜやるか?誰がどう良くなるのか?何をどう変化させるのか?)を表明し、自分の活動や作品の価値を高めることができる
・読者の頭の中に「〇〇と言えばこのアーティスト」というブランドを形成することができる
自分のメディアを持つことができる
・何かを販売するときに自分のメディア内だけで告知するだけで売上を作れる
・アクセスが増えれば広告収入を獲得できる
・ライブやサービスの販売、受付ができる
・価値観の合うスポンサーの募集ができる(広告枠を提供できる)
・毎日、自動的にアクセスを呼び込み、リストの拡大、収入の拡大ができる
・ブログ記事を再編集してコンテンツや電子書籍として販売もできる

様々な業界の起業家が情報発信をしているのは
こうした「自分のプラットフォーム」と言えるブログを持つことで、
上記のようなメリットがたくさんあるからです。

個人起業家でネットを活用する人の、ほぼ全てが
ブログ+メルマガというツールを使っているのは常識です。
リアル店舗なら、「お店」+「DM」みたいなものが
ツールの基本となっているのと同じことですね。

今の時代は「Line@でしょ」「Youtubeの方が情報量多いでしょ」
という道具に振り回されている人が多いですが
「全てを収束させる場所」と、「お客様と繋がり続ける道具」
という2つがマーケティングツールの本質です。

■アーティスト・バンドは情報発信の天才である

ブログは誰でもできる上に
全てをまとめることができるので推奨していますが、
そもそもアーティスト業というのは情報発信業とも言える分野です。

楽曲も、映像も、MCも、
全て情報発信です。

自分の価値観を伝え、
リスナーに気づきを与え、
勇気や幸せな感情を与える仕事こそ
アーティストの仕事です。

ですから、最も情報発信に長けているのは
言葉の魔術師であり、
哲学者であり、
新たな気づきを与える存在であり、
社会や、特定のコミュニティのリーダーとも言える
みなさん、アーティストです。

専門家の理論や
お役立ち情報で溢れた情報発信の世界に、

愛のある言葉を持つ、
アーティストや
新しい気づきをもたらすクリエイターが
参入し、人々を導く時なのです。

あなたの書いた記事や、
喋った言葉が、
誰かの心に刺さり、
誰かを救うかもしれない。

そんな魂の言葉を持ったアーティストこそ
情報発信をすべきなんです。

情報発信には以下の4つのツールが有効です。

■(1)ワードプレスでブログ集客をする方法

まず、基本となる媒体は「ワードプレス」です。

僕のこのブログもワードプレスですが、
こうしたブログを持つことが有効です。

もちろん無料ブログという選択肢もあります。

しかし、例えばアメブロは商用利用は禁止されていますし(追記:2018年12月25日から可能になりました。詳細
記事が後ろに流れていってしまうため、
検索エンジンにも引っかかりにくく、
読者登録を増やして、毎回記事を書かなければアクセスされません。

その点、独自ドメインを取得して、
ワードプレスで記事を書くことで、
もちろんビジネスにも自由に使えますし、
見込み客リストも取れる。
書いた記事に、検索エンジンからの集客も
もちろん見込めます。

オリジナルでウェブ制作会社にワードプレスの構築を依頼すれば
50万以上の費用はかかると思いますが、
今なら格安の日本語のテンプレートも手に入るので、
そうしたものを買って、設定してしまえば
自分で格安で作ることができます。

オススメのサーバは、
僕が利用している以下のものです。
ボタン1つでワードプレスをインストールできてしまいます。

エックスサーバ

ワードプレスのテンプレートは
無料のものは海外のものがほとんどで、デザインが良くても集客的にダメであったり
サポートもないので自分で解決しなければならず、
オススメしません。
英語でサンプルが作られているからカッコよく見えたりするだけですし、目的は見栄えではないので。

デザイン性もSEOも十分にされている
有料の日本語テンプレートを僕は利用しています。
かなりオススメです。

■(2)メルマガはアーティスト・バンド集客に欠かせない

ワードプレスでメインの媒体を作成したら
ちゃんと見込み客リストを獲得するための
メルマガを用意することです。

メルマガをやっていなければ
自分のファンや、これからファンになっていく人たちに
継続的に情報を伝えることができません。

はっきりいって、この時間やコストを割けなければ、
活動そのものを無意味にしてしまいます。

メルマガの登録フォームをブログに設置しておけば
魅力的な企画であれば、
日々、読者が増えていきます。

そうした見込みリストが、あなたのコミュニティに入り、
後々、お客さんになってくれます。

また、メルマガで告知をすれば
一気に色々なものを販売することができるわけです。

ワードプレスは、「プル型」
つまり、「待ち」のマーケティング

検索エンジンや、いろんな場所から
アクセスされるのを待っている媒体です。

対して、メルマガは、「プッシュ型」

こちらから、一方的に情報を伝えていくことができます。

この「プル型」と「プッシュ型」の両方を持つことは必須です。

メルマガの配信スタンドは無料のものがありますが
絶対にやめましょう。

結局は無料のメルマガスタンドでいくら読者を集めても
自分のリストにならないことが大半です。(個人情報保護法の問題)

また、そもそも、メルマガは届かなければ意味がありません。
無料のメルマガスタンドはそのサーバがスパム認定されている場合も多く
(色々な業者が無料スタンドを使って配信しているため)
全ての読者に届くということは、なかなかありません。

メールアドレスが自分のものにならず、
配信しても届かないという無料スタンドで
メルマガを継続するのは好ましい状態とは言えませんよね。

もう一つ、メルマガの機能は「ステップ配信」
というのに対応していることが必須です。
登録後に自動的にあらかじめ設定しておいたメールが配信されていきます。
それによって順番に伝えたいことが伝えることができます。
突然、ライブ情報が送りつけられてもさっぱり魅力は感じませんからね。

なので、多少のコストを支払ってでも
有料のメルマガシステムと契約をすることをお勧めします。

僕は、いくつかのメルマガシステムを使っていますが、
初心者にお勧めなのは、格安でメールも届きやすい
以下のメールシステムです。

ステップメール「アスメル」

■(3)Youtubeから集客をする方法

3つ目の道具はYoutubeです。

僕は13年近く前からアーティストのプロモーションには
路上ライブを推進したり、
カバー楽曲を演奏することを推進していました。
(メジャーの新人アーティストもそうしたプロモーション展開をやってます)

路上ライブは、人が集まっている場所で演奏できるので
自分で集める必要がないので
リスト獲得や販売がすぐにできるという利点があります。

また、オリジナル楽曲は知名度がないため
なかなか聞いてもらいにくい
という問題がありますが
有名曲のカバーを入れると、聞いてもらいやすくなる
ということで、推進していました。

動画配信サイトができてからは
Youtubeでのカバー楽曲の配信をして集客する方法を伝えていました。

それらはもうスタンダードな手法になりつつあります。

すいません。
Youtubeでカバー曲がガンガン増えたのは
もしかしたら僕のせいかもしれません(笑)

何せ1万人以上のアーティスト向けのメルマガで
そういう発信をしていましたので・・

5、6年前からYoutubeで収益化できるようになったことで
それ以前から多くの動画を投稿し、
検索対策をしてチャンネル登録を増やすといった
仕組みを作っていたアーティストは
広告収入をあげている方もいるようです。

そうした流入経路がある場合は、
それらの動画からメルマガへのリンクをして
リスト化し、自分のコミュニティへ誘導していく流れを作ることが大切です。
まだそうした仕組みがない場合で
カバー曲をやっていく場合は、
トレンドの楽曲の動画をいち早く作ることも面白いです。

もちろん、すでにファンがいるなら
何かのテーマに沿って短い時間で「しゃべるだけ」という
動画を作って、コミュニケーション的に利用するのもありです。

大事なのはチャンネル全体で1つのテーマ、
キーワードで展開することです。

そうした動画から、ワードプレスのメルマガのページへの
アクセスを増やしていく、ということも可能です。

■(4)SNSからアーティスト・バンド集客をする方法

最後はSNSです。

SNSというのは、

「アメブロ」
「ツイッター」
「インスタグラム」
「フェイスブック」

という4大媒体があります。

これはターゲットが誰なのか?
によって使うもの、使わないものがあるでしょう。

ただ、Youtubeと同じように、
そうした別の媒体から
自分のワードプレスへ流入を増やしていく
という、サブ的に利用する媒体であることは変わりません。

全ての媒体から、ワードプレス、メルマガへと
集客経路を作っていくことです。

それらの媒体のアクセスを増やしていくのは
現在では簡単な集客ツールがありますので
集客自体は容易です。

例えば、アメブロなら「ペタ」「いいね」「コメント」
などで、相手に自分のブログの存在を知ってもらい
流入を増やす流れになりますが、
手作業でやれば、数時間かかります。
しかしツールを使えば、半自動で数十分で終わります。
以下のツールは大体の起業家が使っていると思いますが、
重宝します。(もちろんスパム行為はいけません)

アメブロ集客ツール

よく、SNSで2000いいね!を獲得する方法などがありますが
こうしたツールを使えば簡単です。
大した話ではないのです。
インスタグラムやYoutube、いろんなマーケティング支援ツールがあります。

問題は、そうした「露出」や宣伝だけではなく
刺さるブログなのかどうか?
ターゲットは誰なのか?
ということが最も重要なわけです。

だからこそ、世界観を学び、構築して
刺さるメッセージを持たなければならないということですね。

アーティストは、マインドや哲学の勉強をしていかないと
刺さる言葉を発信できません。
そうした学びとセットで、集客を行う必要があります。

■アーティスト・バンド集客のまとめ

ざっくりとアーティストやバンドのウェブ集客について
全体像をお話ししていきました。

まず、独自ドメインによるワードプレスです。

そして、そこにメルマガ。

その仕組みに対して、Youtubeや各SNSからの集客経路。

これはどの企業においても
基本的な流れなので、
おさえておきたいツールです。

ぜひ、取り組んでみてくださいね!

今後、こうしたマーケティングプロモーションの
具体的な情報も発信していきますので、お見逃しなく。

↓まだの方はこちらを読むと理解が深まりますよ。

無料メルマガはこちら

サービスはこちら

noteマガジン「コンサル型個人ビジネスの教科書」はこちら





良い記事だったので投げ銭する


いいね!をして
更新情報を受け取る

Twitter でTakashi Sugimuraを

関連記事

  1. アーティストビジネス

    ミュージシャンの収入を増やす「ストーリー」の力

    こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)…

  2. アーティストビジネス

    「音楽は金儲けじゃない」に本気で反論しておく

    どうも。スギムーです。「ポルカドットスティングレイ」というバン…

PROJECT

ソウルワークnote

 

音楽ビジネスアカデミーBizMu

 

BOOK

魂の音楽ビジネス構築術: 世界観を作って熱狂的ファンを作る音楽アーティストの次世代ビジネス

おすすめWPテンプレート20選

NEW ENTRY

RECOMMEND

  1. 思考法

    サンクコストと機会費用|サンクコストの呪縛が人生を無駄にする
  2. 戦略・ビジネスモデル

    儲からないビジネスはクリアできない「無理ゲー」である
  3. マーケティング

    【保存版】個人飲食店の集客方法20種類〜販促アイデアまとめ
  4. マインドセット

    ポジティブシンキングの本当の意味を知らずにネガティブになる弊害
  5. 戦略・ビジネスモデル

    昼間人口・夜間人口|都会のノウハウが地方ビジネスの開業で通用しない理由
PAGE TOP