アーティストビジネス

矢沢永吉の世界観「音楽をやるヤツは経営者になっちゃいけないなんて誰が決めた?」

こんにちは。スギムーです。
ヨロシク!


■熱狂的ファンを生む世界観マーケティング

熱狂的ファンを作り出すマーケティングには
「世界観」が重要だ
と言う話をしてきましたが、
これは人物にも当てはまること。

今回は、熱狂的ファンの多い
矢沢永吉さんの世界観に触れていきます。

■矢沢だから買う

そもそも、矢沢永吉さんが好きなファンは
音楽ファンというだけでなく、
矢沢ファンな訳です。

矢沢永吉さんの音楽が好きというだけでなく、
もっと言えば、矢沢永吉さんそのもののファン。
ということです。

矢沢さんの発言
考え方
生き方

それらが反映した歌詞と音楽と歌唱、ステージ。
その「ビジネス」そのものがカッコいい!
矢沢永吉さんが作り出す世界に魅了されている、と言えますよね。

似たような音楽だからと言って、
買ったりするわけではないのです。

だからこそ熱狂的ファンだらけの、圧倒的カリスマなんです。

■音楽を生み出す、世界観そのものに魅了されている

つまり、矢沢さんの音楽という商品(あえて「商品」とします)は、
その世界観から生まれてる。

世界観とは、いつも言っているように
モノの見方。

何を良しとし、何を悪とするのか?

そのモノの見方が、リスナーにとって、
変えがたい『価値』になっている、と言うこと。

■音楽だってビジネスだ

矢沢永吉さんは、自分で会社を経営し、
物販から権利関係まで自社で管理していると言う、
日本の<アーティストビジネスマン>の
ハシリ的存在として有名です。

矢沢さんの著書「アー・ユー・ハッピー?」では、
このように語られています。

”曲が書けて、アレンジができて、歌えて、プロデュースができて、そのうえで金の計算ができて、ビジネスのビジョンがあって、責任をちゃんととってというアーティストがいままでいなかったのなら、オレがそのいちばん最初の人間になればいい。”

矢沢さんは子供の時にビートルズを見て感動し、
同時に音楽ビジネスの問題を認識し
「自分の曲はちゃんと自分で守らなきゃ」
と考えたようです。

だからこそ自分で会社を立ち上げるに至ったということです。

■音楽をやるヤツは経営者になっちゃいけないなんて誰が決めた?

”音楽を書きながら経営者になるアーティストがいないんなら、オレがなってやるよ。
音楽をやるヤツは経営者になっちゃいけないなんて誰が決めた?
そんなのは都合がいい連中がつくった幻想にしかすぎない。”

矢沢さんはアーティスト自身がビジネスを管理することで
その自由度と、ファンへの貢献を守るということに対して
パイオニアになろうという決意をした。

”「権利がどうだ、肖像権がどうだ、そんなこと言うのはロックシンガーの風上にもおけない。ロックシンガーは金の話なんかするんじゃないよ」
こう言うヤツらがいっぱいいた。
だからオレは言ってやった。
「ふざけんじゃねえよ。そう言うモードを誰がつくったんだ?そのモードつくったヤツこそ裏で金を盗んでいるんだろう?」”

“矢沢が管理するのは商売だけじゃない。
矢沢のプライドもそこに入っている。
矢沢もファンに負けたくない。
ファンの信頼を裏切りたくないというプライドだ。”

矢沢さんにとっての悪とは
自分のファンを裏切り、
自分自身を裏切り、
金儲けだけをしようとするビジョンのないビジネスをして
自分から盗もうとする存在なのだ。

だからこそ、自分で会社をやり、
商品も作り、権利も守る。

自分の顧客を感動させ続けるために、
本気なのだ。
だから、熱狂的ファンがついてくる。

よく、「アートや音楽は商売の道具じゃない!」という人がいますが、
よーく、その思い込みを考え直した方がいいのです。
ファンに価値提供するということ、
価値を作るには、お金と時間が必要です。
矢沢さんの信念には真実がありますね。

■男・矢沢の真の世界観

矢沢の世界観、といえば「男気」「よろしく」という
イメージがあるが、
その自分の正義を貫いて、
人生をかけた行動をしているのは
アーティストでありながらも、
自分で会社をやる、経営者になるという選択だ。

ファンを見ない音楽ビジネスを悪とし、
ファンを魅了する仕事こそ真実だという
その正義こそが、世界観の源泉。

経営者であれば、ビジネスモデルを作らなければいけない
お金の管理をしないといけない
顧客を見ないといけないし
顧客を見て商売をし続けないとならない。

その姿勢が、本当に「熱狂的」と言える、
ものすごいパワーのファンを
新たな世界へと導く!
ということをしているのだ。

■世界観を作ろう

アーティストであれ、クリエイターであれ
お金をいただく以上はそれはビジネス。

自分のビジネスの魂の世界観を見つけよう。

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