教育・子育て

子供に読ませたい小中高生向け人生に重要なおすすめ本11選

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi

大人になった時、人生が変わるような一冊に出会うことがあります。
そんな時、

「子供の時にこの本を読んでいたら・・」
「もっと早く、これを知っていたら・・」

そう思うことがあるでしょう。

何も知らずに子供達は生まれ、学校へ行き、受験をし、就職をし、僕らのように大人になった時、本当の意味で幸せであるために、前を向く力を持つために、彼らに何を伝えるべきでしょうか?

ぜひ、子供に読ませたい、あなたの人生を変えた一冊を、子供の時に知っておくべきだったと悔やまれた知識を、伝えてほしい。

そんな意味を込めて。


■子供に読ませたい小中高生向け人生に重要なおすすめ本13選

・ブッダがせんせい

小学生のうちに身に付けたいのは「人間としての生きる意味」でしょう。仏教はあらゆる学問がたどり着く人間の本当の幸せを説いたものです。

何かを得るために生きることは苦しみの元になること。全ては移り変わっていくものであること。人は世界を色眼鏡で見て良し悪しを決めていること。全ての結果は自分が蒔いた種であること。良い種を蒔くこと。自分はこの宇宙の一員であること。「生まれてよかった」と本当の幸せであることが人としての意味であること。

そんな最も大切な真理を子供にもわかりやすく伝えています。

・はじめての論語

人間は最初は誰もが学ぶことが大切です。しかし学び方を知らなければ何も身につきません。論語は『孟子』『大学』『中庸』とあわせて儒教における「四書」の1つであり、最も読みやすい古典といえます。人としての学び方、心構えなど基本的なことを伝えていると思います。人間として欠かせない一冊です。儒教は教育に取り入れられていますが、親子で学べる親しみやすい内容です。大人は通常の論語もあわせて読みましょう。

・ぼくを探しに

自分に足りないカケラを探して旅をする「ぼく」。足りない部分に当てはまりそうなカケラを見つけて当てはめようとしても合わない。そんな「ぼく」が見つけるものとは?

シンプルな絵本ですが、とても大事なことを教えてくれます。仏教の教えをストーリーとして見るような気分にさせられます。大人も、そんな旅を繰り返してしまいがち。本当の自分に出会える一冊です。ミッシングピース。見つかりましたか?

・100万回生きた猫

言わずと知れた有名な絵本ですね。子供が「どういう意味かわからない」となるかもしれません。その時は一緒に考えてあげてください。

仏教でいえば、輪廻転生からの解脱をした猫。彼の結末は、自由に生きたからでも、自分のために生きたからでも、他者を愛したからでもなく、彼は「自分」というものがないことを悟り、すべてと一つになれたのだと思います。

・チーズはどこへ消えた?

大きなチーズを見つけたネズミたち。そのチーズも食べ続ければなくなってしまう。新しいチーズを探しにいくか?それとも。

とても単純な話ですが、「自らが変わる」という大切なことを後押ししてくれる本です。この内容を様々なことに置き換えられるかが大事だと思います。読むだけで終わらず、子供と一緒に話し合って行きたい本ですね。

・世界がもし100人の村だったら

「世界がもし100人の村だったら100人のうち1人は、大学教育を受ける事ができ2人は、コンピューターを持っています。しかし・・14人は、文字すら学べていません。」

世界を100人の村に例えることで平等とは何かを伝えています。子供に少し世界のことをわかりやすく伝えるのに適した本だと思います。現実は子供には悲惨かもしれません。しかし、その子もまた世界の一員だということを知らなければなりません。世界の一員としてどう考えていくのか?いま自分が何をするべきか?子供のうちから考えるきっかけになるでしょう。

・あなたが世界を変える日

1992年、12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチです。

子供たちは、大人たちが間違ったことをしていることを知らなければいけませんし、間違っていると言えなければいけません。状況に流されず、楽な方に流されず、本当のことを言うことが、本当のことをすることが最も大事なことです。

同世代の子供の考えを知ることは大変刺激になります。彼女に賛同し、自分ならどう考えるか?どう行動するか?そんなことまで考えられるようになるキッカケになるでしょう。

・新 13歳のハローワーク

世界に少し目が向いたら、もっと現実的な社会を見て見る時期です。子供たちは社会にある職業の種類を知りません。知っている職業の中から仕事を選ぶようになります。であれば、大人たちが様々な仕事が存在することを教える必要がありますし、仕事の意味を話し合う必要があります。そんな時に様々な仕事について書かれたこの本は最適です。

これから第四次産業革命によって、全く知らない道の職業に子供達の65%は就くと言われています。仕事に対して様々な可能性を示す会話を親子でする必要があります。

高校生くらいになれば、会社四季報あたりを一緒に見たっていいと思いますよ。業界動向や市場規模、企業のROEなどいろんなデータから就職について話せるくらい大人にも知識があるといいですね。

・7つの習慣ティーンズ

さて、実践的な内容として提示したいのが「7つの習慣」です。ビジネスマン向けの世界的ベストセラーですが、その10代向けの内容です。中学生からこの本はお勧めします。

この習慣は、社会で成功する上でのマストだと言えますし、これができなきゃどうにもならないと言うものです。ほぼ全ての自己啓発系、考え方系の本は、7つの習慣の焼き直しといってもいいくらい、基礎が詰まっています。

仏教が身についていれば、この7つの習慣を体得するのに苦労はない思います。もともと仏教をベースに作られている部分が多いようですから。

・夢をかなえるゾウ

ごく普通のサラリーマンである主人公が、ガネーシャと出会い教えを実践することで人生を変えていくと言う小説です。教えの内容は、ビジネス本の総合的なまとめのようなものなので、小説ではありますが、自己啓発の実用的な内容と言えます。

高校生くらいだと読める内容だと思います。この手の本は最初のうちは一冊で仕事観・人生観が変わると思いますが、気持ちいいだけの内容で終わってしまいがちです。そう言う意味でも若いうちに消化してしまった方がいいと思います。重要な内容です。

個人的にはこの手の本だと僕は19歳の時に世界の成功者のストーリーをまとめた「思考は現実化する」を読んでかなり影響を受けました(笑)

・「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?

主人公は「このままでいいのだろうか?」と迷いながら仕事をする普通のサラリーマン。ある時、高校時代の過去の自分の世界へ行き、ある後悔をやり直していく。

これは高校生くらいからお勧めです。後悔をせずに生きると言うことを、等身大で描いていて、社会で成功していく秘訣をストーリーで漫画のような感覚で読ませてくれます。「夢をかなえるゾウ」に近い自己啓発小説ですが、感情的に訴えかけるものがあるので、あえて分かりやすいこの本を読ませたい。アニメや映画になってもらいたい王道のストーリーですね。

■まとめ

ここで伝えた本はいわゆるマインドセットが中心です。まずもって最初にこうした価値観や人間の基礎を身につけてほしい。専門的なことや技術的なこと、時流的なことは二の次だと思います。

大人として子供たちに読んでほしい5冊くらいはあるはずですから、ぜひ、その理由とともにお子さんにお勧めの本を伝えて、一緒に読んでみましょう。

「もっと早く、これを知っていたら・・」と、子供達が後悔しないように大人として伝えるべきこと、伝えて行きたいですね。

 

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