こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
業績アップというのは意外とシンプルなんですよ。奥さん。
■売上は3つの数字で作られている
皆さんも聞いたことがあると思いますが
「売上」というのは
たった3つの数字でできています。
以下の公式が売上の公式です。
売上=お客さんの数×顧客単価×販売回数
つまり、
何人のお客さんに、いくらで販売し、
それを平均何回、繰り返すのか?
ということです。
この数字を少しずつ上げることが業績アップになります。
■ほんの少しの努力で売上2倍にする方法
例えば、売上を2倍にするというのは
お客さんの数、客単価、販売回数を
それぞれを25%アップするだけで
約2倍になります。
毎月、100人の新規顧客が来ていたなら
それを125人にする
一回の取引で、平均単価が5000円だったのなら
それを6250円にする。
リピートの数が毎月平均1回だったのなら、それを平均1.25回にする。
当初:100人×5000円×1=50万円
改善後:125人×6250円×1.25=97万6562円
という感じで、
約2倍になるわけです。
■最初に客単価と利用回数を上げること
とりわけ業績アップというと
集客をすることばかり
考えられがちですが
いくら集客をして販売しても
利益を生まない客単価だったり
次に利用される仕組みがなければ
全く利益は残らないのです。
だから、最初にやるのは集客ではなく
ビジネスモデルの改善です。
客単価と利用回数を最初に増やす仕組みに変えることが先決です。
■弱い部分を徹底的に上げること
「良いところを伸ばせ」
という教えは、
今回には当てはまりません。
掛け算式というのは、
大きい数字を伸ばすより、
低い数字を少しあげた方が
合計が大きくなりますからね。
「鎖は弱い部分から切れる」
ということです。
顧客数、客単価、リピート
の、どの数字が一番小さいのか?
その小さい数字を徹底的にあげることが
業績アップでは必要な考え方です。
もちろん、数字の大きい小さいは
それぞれを比較した数字ではありません。
顧客数、客単価、リピートの数字で一番小さいのは当然リピートなので。
そうではなく、自分の業種の成功モデルとして
単価が低すぎないか?
客数は適切か?
ということです。
■まずは数字を把握すること
実際に、
「忙しい!」
「利益が出ない!」
「集客できない!」
という人は、
・どの事業がどれだけの売り上げなのか?
・どの商品がどれだけ売れているのか?
・顧客数が何人いるのか?
・平均顧客単価はいくらか?
・顧客のリピート回数は平均何回か?
・広告の反応率は何%なのか?
・あるいは、成約率は何%なのか?
・何にどれだけ時間を取られているか?
と言ったことに答えられないことがほとんどです。
まずそうした様々なことを数字で把握し、
何が弱いのか?を理解することが先決です。
さて、あなたのビジネスは
顧客数、客単価、リピート
どこが弱いでしょうか?