ビジネスオーナーになる方法|それは起業or労働?

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi

起業しても
「忙しい」
「自分が倒れたら終わり」
「毎日、作業をしないといけない」

という場合は多いです。

起業した時点では「年収1000万円が目標」のような
『状態』を目的にしてしまいますが
『状態』というのは『常態』なわけではありません。

ずっと続くわけではないということ。
続かせるには、その仕事を永延とやっていかないといけない。

それは、起業する際にエグジットプラン(出口計画)
がないことが問題なわけです。

海外では起業の最終目的を「事業売却」に設定することが多いです。
それがエグジットプランです。

永遠にアイデアが枯渇しない人もいませんし
労働を何歳になっても毎日できる人もいません。

売却をせずとも、
エグジットプランとして、ビジネスオーナーになっていくことは
ある程度、イメージし、覚悟して計画的に始めないと
目の前の仕事をこなすだけの毎日が待っています。

今日はビジネスオーナーになるための
ビジネスの条件について書いて行きます。

■ビジネスアイデアでビジネスオーナーになれるかどうかはほぼ決まっている

起業した時点で、そのビジネスアイデアは
ビジネスオーナーになったり、
売却したりできるのか?

ということは、おおよそ予想がつきます。

まず、「自分がサービス提供をする」
というビジネスアイデアを持って
起業する人が多いですが、
その後、集客や販売に成功しても
そのビジネスから自分が抜けられないで
困っているという人は非常に多いのではないでしょうか?

起業したとしても
「そのビジネスに再就職しただけ」
という場合が多いのです。

なぜ、そんなことになってしまうかといえば
結論としては「スケーラビリティ(拡張性)」がない
ビジネスアイデアだから。
という一言に尽きます。

スケール(拡張)できるビジネスであれば、
成功すれば自分が抜けられますが
スケールができないビジネス、
あるいは、スケールする気がない場合は
そもそもオーナーになることは不可能です。

スケールできるビジネスかどうかを
チェックする3つのポイントを見ていきます。

■ビジネスオーナーになる方法(1)人に任せられるか?

人が介在するサービス提供のビジネスであれば、
人を増やす以外に基本的にスケールの方法がありません。

そういったビジネスを選択した場合、
最初は自分でサービス提供をしたとしても
後々、人を育成管理していく立場を取らなければ
スケールしていくことも
自分が作業から抜けることもできません。

自分にしかできないサービスであった場合、
自分のキャラクターで売っていた場合、
雇用を考えていない場合は
スケールは難しくなります。

例えば、大手チェーンは、
高校生や主婦のアルバイトが労働力の中心だったりします。
それは、作業を単純化し、誰にでも提供可能な仕事にまで
仕組みを完成させて、スケールできるようにしてきたということですね。

■ビジネスオーナーになる方法(2)資産が増やせるか?

売り上げを増やす方法というのは
本質的に「資産を増やす」ということでしかありません。

資産というのは、
一般的に考えられているものとは全く異なります。

車や家は資産になりません。
ほとんどの買い物は資産ではなく負債を買っています。
なぜなら、「お金を増えるものが資産」であって
「持っていたらお金を減らすもの」は負債だからです。

経理上は、ものを買えば資産ですが、
経営的には逆ということです。

「売れる商品の在庫を増やすこと」
「売れる店舗の売り場面積を増やすこと」
「売れる人材を増やすこと」

こうしたことが例えば、資産な訳です。

そうした資産の購入に投資をし、
回収をしていくのがビジネスの本質なわけで、
資産を増やせないものがビジネスアイデアだった場合
スケールができないわけです。

例えば、
量産できない商品
増やせない人材
増やせない売り場面積
となると、売り上げが拡張していくことはありません。

■ビジネスオーナーになる方法(3)組織が作れるか?

たった1人で10億まで売り上げを作ることができるビジネスというのは
確かに存在します。
通販やWEBサービスといったインターネットビジネスです。

なぜそんなことができるかといえば、
デジタルコンテンツやプログラムによる自動サービス提供、
あるいは消耗品の通販というのは
無制限に資産を量産できるタイプの商品です。

その上、それらを運用するための組織を作っているため
多くの売り上げを対応できるということ。

スケールしやすいビジネスはそもそも組織化もしやすいと言えます。
一個の商品サービスをひたすら売り続けるだけで成長できたり、
一個の成功店舗をひたすら拡大していくことだったりと
業務がシンプルなためです。

自分でなくても提供できるわけですから
立派に自分が抜けて、事業の売却が可能になります。

脱線しますが、
国内で投資回収率の高いビジネスのランキングには
WEBサービスがかなり占めています。

その意味はもうお分りかと思います・・。

■ビジネスオーナーになれないなら一気に稼いでください?

ビジネスオーナーになれなくても
短期間に一気に稼いでしまえば
老後の不安はないかもしれません。

ただ全てを顧みず、
ひたすら働けば、一気に稼げるかといえば・・・

そんなことないですよね?

だって、あなたもめちゃくちゃ頑張っていますし。

だから、一気に稼ぐにしても何にしても、
上記までの考え方である「スケール」
という発想が実は必要なわけです。
じゃないと、そもそも一気に稼ぐことも、オーナーになることも
ましてや売却することも不可能だったわけです。

これが最大の根本的『無理ゲー』の正体。

「そもそもスケールできない」

というビジネスアイデアでスタートすることそのものが
問題なのです。
こっそり書いておくけども(笑)

■情熱がなければ人は生きられない

結局のところですが、
ビジネスをすることも
オーナーになることも
売却するエグジットプランも

人生の目的ではないってことです。

実際、やってみれば分りますが
何もせずに
のんびり過ごしてみる

そんなの1ヶ月もずっとその状態だったら
人間、ノイローゼですよ。

人は情熱がなくては生きていけません。

何かに燃えていかないと、しょうもないのです。

スケールできる萌えるビジネスをやりましょう!

(何かが台無し)

 

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