起業

怪しいビジネスセミナーに騙されないための4つの視点

こんにちは。スギムーです。

ビジネスセミナーが流行っていますが、一方で怪しいビジネスセミナーも数多く存在します。

ビジネスの相談を受けていると、高額セミナーや起業塾などビジネスセミナーに行っても「知り合いができただけで何も解決しなかった」であるとか、「精神論を聞いただけで終わった」とかならまだしも、間違った知識を仕入れて来て1年以上もそれに気づかずに結果の出ない行動をしてしまっていたりと言った現実があったりします。

受講者として、どういう提供者なら信用できるのか?
また、受講者としてどういう心構えが必要か?

と言う基準を持たなければ、怪しいビジネスセミナーに騙される可能性が高いです。


■怪しいビジネスセミナーに騙されない4つの視点

(1)結果、何が手に入るのか?

セミナーというのは形がない情報です。その情報を手に入れることによって、実際に何ができるようになるのか?という「結果」に注目する必要があります。

漠然とした概論であれば、書籍やブログの情報で十分なはずなので、セミナーや講座形式のものに参加するということは、結果に具体性があるものであり、その知識を手に入れることで、実際に何かが解決しないと意味がないはずです。

例えば「起業講座」と言って、起業の全体像やマインドセットだけを聞いたとしても、起業することは不可能なわけで、それよりも「ビジネスアイデアが完成する」とか「事業計画書が作れる」とか、何かしらの成果物が手に入ることを約束しているセミナーでなければ内容は怪しいものです。
そうしたベネフィットすら約束できない提供者は、いくらセミナーが大盛況でも、参加してる人が結果が出ているか疑わしくて当然でしょう。

知識提供だけであれば、DVDや動画やテキストなどにしてコストを落として提供すべきですし、お互い無駄な時間やお金を使わずに済むはずです。

(2)講師の発信内容の具体性

そういった点からしても、講師のウェブサイトやブログ、メルマガや無料動画など、無料で手に入る情報を見ることでレベルを把握することができます。

ブログなどの情報に具体性がなく、考え方や哲学などの持論、プライベートや活動報告といった記事が書いてあるようでは、ノウハウを持っているかどうかも怪しくなります。

無料で発信している情報に具体性があり、その内容を実践するだけでも何かしらの結果が出たり、誤った価値観を正してくれたりと、役に立つ情報を提供している講師を選んだ方がいいでしょう。

とはいえ、多くは何かしらの書籍の焼き回しであったり、使い古された成功哲学などを、あたかも自分が考えたもののように語っていたりするので、そうした書籍を読んでいない人は、ものすごい知識がある発信者だと勘違いする恐れがありますので注意してください(笑)ある程度、自分にもリテラシーが必要です。名著などの書籍は読む習慣をつけてくださいね。

(3)行動しなければ結果は出ない

優れた先生を見つけたとしても、結局は自分が行動することでしか結果を得ることはできません。が、しかし、行動できないことを全て受講者の責任にするケースも多いです。それはそれでおかしいんですね。

世の中にはダメな生徒はいません。ダメな先生がいるだけです。基本、教えている人の問題です。相手が理解できないのも、理解できない相手に付き合い続けられないのも、行動させられないのも、基本的に教える側の問題です。

そもそも行動しないようなレベルの低い受講者を、お金欲しさに自分のセミナーや講座を販売していることに問題があるわけです。「行動しない人の問題」と受講者のせいにするくらいなら、審査制にするなり、受講できる幅を狭めればいいだけであって、大半が結果が出ない、行動しない生徒なのは、販売が最大の目的になっていて、サービスの価値がおざなりになっているからとしか言えません。

とは言え、受講者の立場としては、もちろん、素直に行動をすることを前提に、自分が行動できるようなノウハウなのか?行動するのに良い教え方、学習方法なのか?講師との相性は問題ないか?は大人として吟味してくださいね。

(4)資格はビジネスにはならない

そしてそのセミナーなどで何が手に入るのか?という際に「資格が手に入る」とか、「ビジネスモデルが手に入る」とか、それをセミナーの成果物と考える人がいますが、もしビジネスの成功のために情報を取っているならば、資格そのものはビジネスにはなりませんし、フランチャイズやビジネスモデル自体を教えてくれるというものも、ビジネスになるかは不明です。

ビジネスになるかどうかは、顧客がいて、顧客の課題があって、その解決策となる商品サービス、お店などがあって、初めて成立します。

資格があるだけでは、誰が顧客なのか?どこに顧客がいるのか?何をどう解決できるのかは不明なのです。

例えば、美容師さんのようなしっかりと時間をかけて技術を習得するような資格でさえ、「髪を切る」といった基本的なニーズは既存のお店で満たされているわけで、そうした技術が手に入っても、利益が出る価格で技術を売れるかと言えばできません。他のお店で満たされていないニーズを解決できる技術やコンセプトを持たなければビジネスにならないわけです。それが、数週間の講義で手に入るような資格であれば、より一層ビジネスにならない可能性が高いわけです。

結局のところ、自分でビジネスを成立させるための行動手順を知らなければ、資格やビジネスモデルだけがあっても、それがそのまま自分の地域や自分が行うマーケティングで通用するかは怪しいのです。

にも関わらず、資格やビジネスモデルだけを教えるセミナーに参加すれば、それを買えば、全てが解決できると思うのは受講者の早とちりということですね。あくまで自分が行うビジネスに対して、ノウハウ不足を埋めるであるとか、法律的に資格が必要であるとか、目的を持って受講しなければいけません。

■ビジネスセミナーの仕組み

(1)セミナービジネスは儲かるのか?

セミナービジネスが儲かると思われています。理由は無形商品で在庫もいらず、必要なのは場所代だけだからでしょう。

しかし、一回のセミナー代金は数千円から数万円でしょう。それに、一度受講してしまえばもう用はありません。ということは、つまり売り切り型のビジネスに他ならないということ。

ということは、毎回、受講者を集め続けなければならない、集客し続けて、同じ話をし続けなければいけないというモデルです。

もちろん集客コストがかかります。ビジネスで最もコストがかかるのが集客コストです。

あるいは、毎回、違うネタを用意して同じ受講者にリピートしてもらわなければいけない。

これって、かなり不毛なビジネスモデルなわけです。

しかし、このモデルで圧倒的に儲ける方法も心得ている提供者もたくさんいます。どういうことかというと、、

(2)なぜ無料のビジネスセミナーが成り立つのか?

例えば、「無料セミナー」や、安い参加費のセミナーがありますが、なぜそうした参加費でセミナーが成り立つのか?と言えば、セミナーに参加した後に、本命商品(バックエンドと言われるもの)を販売するからです。

1万円で参加したセミナーは、そもそもセールスの場所でしかなく、内容もセールスレターと同様のもので、コンテンツと言えるものではなく、これから販売する講座を買う必要性、買わないリスクを教えるセミナーなわけです。

基本的に、宣伝のための書籍も同じです。内容はなく、セールスのためのの自分の体験談を語り、詳しくはセミナーにきてね、というものがミーハーな本の中には多くあります。(もちろん有益な書籍もたくさんあります)

セミナーに参加すればバックエンド商品のセールスが待っているということくらいは理解しておきましょう。

■ビジネスセミナーをオススメできる人

もちろん、良い講座もたくさんあるはずです。僕もビジネスを始めて、稼げるようになってから何度かセミナーには参加しましたし、その中には当時の自分には有益なものもありました。

要するに、セミナーや講座がどういうものなのか?ということより、自分にとって有益であればいいわけです。

セミナーを有益なものにするには以下の条件をクリアする必要があります。

  • ビジネスセミナーの仕組みを理解している
  • 目的がセミナーでしか得られないものである
  • 習う相手を見極めている
  • 行動に繋げられる

といった条件がクリアできていればセミナーを受けて「詐欺だ!」「結果が出なかった!」とはならないはずです。

逆にこれらの条件をクリアできるイメージがなく、単純に情報や知識が欲しいだけ、ざっくりとビジネスの概要が知りたいのであれば、書籍や有料教材、有料コンテンツ、Eラーニングなど、1000円〜数万円未満で手に入る安価なものを手に入れるほうがいいですよ。内容は同じですから。濃さが違うだけ。

5千円や1万円のセミナーではそのあとの数十万円〜100万前後のバックエンドの講座などを買わないと、詳しい内容がわからないですからね。

ブログなどで出し惜しみしていれば、無料情報がスカスカなので、どういう主催者なのかはそこで理解できますし。当然そういう人のコンテンツを買っても仕方ないと思います。

■ビジネスセミナーのまとめ

逆に言えば、情報弱者に対して騙すようなビジネスを仕掛けているセミナーというのは

  • 結果何が手に入るのかよくわからない
  • 講師が発信している無料情報に具体性がない
  • 「誰でもできる」と言って行動しない人すら集めている
  • 資格やビジネスモデルだけを提供しているのにそれがビジネスになると証拠もなく言い切っている

と言ったものです。

怪しいセミナービジネスに騙されないように、上記の点を配慮して有用なセミナーを見つけることが大事ですね。

そう言った点からしても、実際に成果物を手に入れられるワークショップ型や、相談などのサービスも付加されているオンラインサロン、低価格で知識が手に入る有料電子コンテンツやEラーニングの需要が高まる時代になり、セミナー形式は体験価値のある優れたものだけになり、淘汰されていく可能性が高いと言えます。

何れにしても、ビジネスは何かに頼って行えるものではなく、結局は自分で情報を集め、決断して行動していくものです。

依存したい気持ちに付け込んだ怪しいビジネスセミナーに騙されないためには、己が自立をすることです。

ちなみに、僕はセミナーはやりません(笑)

 

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