こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
僕には中学生の娘と小学生の息子がいますが、
驚くことに娘は学校で「7つの習慣」を習ってくるのですよ。
もうビックリしました。
このブログを見ているなら「7つの習慣」は当然、持ってますよね?
世の中の成功本は、全て「7つの習慣」が元になってますからね。
(もっと言えば、アドラー心理学がベースですが)
7つの習慣をマスターしていくというのは人間としてはマスト。
ビジネスをやる、何かで成功するならマストです。
なぜなら、人間としての「原理原則」だからです。
ルールを知らずに勝てるゲームはありません。
有名人が書いた成功哲学みたいな体験談ではなく、この一冊をなんども読み返して、まず第一の習慣の「主体性」を身につけるだけでも行動力が変わります。
第三の習慣まで出来れば、あっという間に、トップ4%の成功グループには入れますし、そもそも7つの習慣が身についていなければ、自分の魂に従って生きることすらできません。
もう起業当初から会う人会う人に言い続けて、
何冊の7つの習慣を売ったことやら分かりませんが(笑)
今回は7つの習慣をさらに周囲に普及させるために、内容の解説をしていきます。
Contents
■7つの習慣とは?
7つの習慣は以下の構成になってます。
プロローグ:インサイドアウト
(1)私的成功
第一の習慣:主体性を発揮する
第二の習慣:目的を持って始める
第三の習慣:重要事項を優先する
(2)公的成功
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:理解してから理解される
第六の習慣:相乗効果を発揮する
(3)再新再生
第七の習慣:刃を砥ぐ
これら7つの習慣をマスターすることで、
「依存」状態から脱却し、
人間としての「自立」をすることで個人的な成功ができ、
その上で、他人に「貢献」することで社会的にも成功できる。
という、内容です。
この原理原則の根幹には、「インサイドアウト」という考え方があります。
多くの人は、外側から支配されていると考えます。
社会がこうだから、自分はこういう人間だから、あの人が言ったから、
と言った具合に、外側からあたかも決められているかのように考えています。
何か物事があって、それに対して「反応」して生きてます。
受け身なわけです。
しかし、実際はものを見ているのは自分ですから
内側(自分)が「選択」しているわけです。
「まず自分から始める」ということ。
自分の人生は支配されたものではなく、自分で選択した結果ですよ、
というのが、「自分から外側へ」という「インサイドアウト」な訳です。
これをベースにして7つの習慣があります。
■7つの習慣を身につけていなければ「依存人間」のまま
なんで杉村が毎回、毎回、会う人会う人に
「7つの習慣はまず基本」と言ってすすめるかというと、
これができていないと、依存している「ヤバイ奴」でしかないからです。
例えば、大手企業に就職した女性でこういう人がいました。
「他の部署は早く帰るのに自分の部署は残業ばかり。
上司の能力が低いせい。
上司に、毎日のように説教されて、帰りが遅い。
学生時代にやっていたアルバイトの方が給料が高い。
一人暮らしでお金が足りず、親に仕送りしてもらっている。
就職したら、習い事をしたり、遊びたかったのに、残業でできない。
こんなことなら、早く会社を辞めたい。
でも、遊びたいから、結婚はしたくない。
起業して、自由にやってる人を見ると羨ましい。
自分も起業したい。
けど、今まで何もしてきてない。
どうしたらいいですか?」
はい。
知らねーよ(笑)
えーとですね、こういう人、異常に多いわけですけど
これこそが7つの習慣ができていない結果です(笑)
今まで、こういう依存人間を日本の教育では育ててしまっているわけです。
つまり、「主体性のない人間」です。
自分の人生なのに、自分の出来事なのに、
全部、他人のせい、会社のせい、親のせい。
さらには社会的理想に洗脳されて、
誰かが提示した地に足のつかない「夢」に憧れて、
足りないものを数えて暮らす毎日。
指示待ちで、自分では決められず
家族や健康や、戦略的な仕事について時間を使わず、
自分を苦しめる無駄なことにばかり時間を費やし、
足を引っ張り会う友人とばかり愚痴を言って過ごし、
あっという間に年だけ取っていく・・・。
ましてや、こういう20代前半くらいの子が言っているならまだしも
40過ぎのおっさんが、こういうこと言ってたら、
もう、末期症状。
■7つの習慣を身につけた人はどうなるか?
一長一短で身につくものではありませんが、
少なくとも読めば「自分がイタイ」ということは分かると思います。
一生を通して読み続ける良書とはこういうものです。
7つの習慣を身につけるとはこういうことです。
・自分の現実を自分で切り拓くことができる
・他人に干渉せず、他人と比較せずにいられる
・他人の人生ではなく、自分の人生を生きられる
・自分の人生に集中できる
・物事を曲解せず、事実をありのまま見れるようになる
・自分だけのゴールに向かって行ける
・最初に頭の中で考えられた創造が全てだと理解できる
・計画性を持てる
・自分の人生の舵を取れる
・物事に優先順位をつけられる
・重要なことにだけ時間を使うことができる
ざっと、「第三の習慣」あたりまででも、こうしたことが身につきます。
ここまでのことができれば、
自分の魂に従って生きることができるはずです。
■ビジネスが上手く行かないのは「主体性」がないから
7つの習慣を読んでいる人はだいぶ増えました。
しかし実践できている人は少ないです。
「やれてる気」になっていることが多い。
なんでやれないかといえば、7つを全部やろうとしているから。
はっきり言って、7つ、全部やれなくて全然オッケーです。
まず1つでいいです。
最初の第一の習慣「主体性」。
これだけやれればいい。
例えば、コンサルがスムーズにいく人は
まず主体性があります。
ちゃんと、自分の問題は「自分ごと」として捉えています。
しかし、「他人事」になっている人は行動はできませんし、
何か「やってもらおう」という気なので、
お客様気分ですし、
すぐに「被害者意識」になります。
こういう人は、主体性がないのです。
他の、第二の習慣、第三の習慣というのは
どうとでもなりますが、
第一の習慣の主体性については本人が目覚めて
「自分、ヤバイぞ」
と「自覚」しない限り無理なんですね。
■今の大人は中学生に負けていく
ほんと、冒頭のOLさんじゃないですけど、
大人、ヤバイですよ。
うちの娘の中学生も7つの習慣を勉強していて、
「ビブリオバトル」なんかもやっていて、
プレゼンテーションの手法も習ってきてますからね。
(書評を人前で発表して競い合うゲームです)
さらに、高校生にもなれば、「起業家教育」というのを日本も始めましたから
ビジネスプランコンテストが高校生の間ではあるわけです。
僕の時代はバンド甲子園くらいしかなかったですけどね(笑)
そういう、しっかりとした
マインドセットや、ビジネスについて学習している子供たちが
これから社会人になっていきます。
もうね、やばいですよ。
この10年くらいで日本は、子供の頃からスマホをいじって
7つの習慣もマスターして、起業家教育も受けた、
AIを使いこなす、という若者にイニシアチブを握られます(笑)
何せ、今の大人は勉強もせずに
SNSで自撮りして集客だとか言ってるくらいレベルが低いわけですし、
自分の好きなことをやって、それをそのまま売ろうとして
売れないとか言って、
ニーズも考えないで起業してしまう大人ばかりなわけですから。
今すぐにちゃんと勉強していきましょう。
このブログを読んでいる、あなたなら大丈夫ですよね?
子供向けもあるよ↓