こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi)
「ホームページを作ったけど集客に貢献していない」
という悩みはよくあることです。
ホームページというのは正しく作れば、半自動的に集客をしてくれたり、販売を代わりにしてくれる営業マンになってくれたり、良いこともたくさんあります。
しかし、間違った依頼方法や目的に合わない業者に依頼すると、コストにしかならないだけでなく、日々、自分のビジネスの評判を落としている、ということに気がついている経営者は少ないです。
商品に興味を持って検索したけど、「ホームページを見てがっかり」「内容がよくわからないから他の会社に頼もう」ということはよくある話です。
今回は、そんな不毛なホームページを作る前に知っておきたい「集客力のあるホームページ業者の見つけ方」、自分の目的にあった業者の見分け方を書いていきます。
一応、僕は2003年からWEB制作の業界にいた経験がありますし今もコンサルティングの延長でホームページを制作をしていますので、業者に肩入れせずに、中立な立場でコメントしていきます。
Contents
■集客力のあるホームページ制作会社の12の選び方
(1)マーケティングノウハウに詳しい
まず、中小企業、個人事業主がホームページ制作を依頼する目的というのは、だいたいにして「集客アップ」「売上げアップ」「イメージアップ」といったことになります。
ですから、ホームページ制作を依頼する相手は、「WEBでのプロモーションに詳しく、リアルにも集客につなげられる」「WEB上で売上げを作れる」「会社のブランディングを任せられる」と言った、マーケティングに詳しいことが前提となります。
それを見極めるには、その業者のウェブサイトや問い合わせ後の資料に、どれだけ無料で具体的なマーケティングノウハウが書かれているかで分かります。「綺麗なポートフォリオが並んでいるだけ」「料金の安さをアピールしてるだけ」と言ったサイトであれば、間違いなく求める結果は望めません。
(2)webディレクター的存在がいる
ホームページ制作というのは、ディレクターによって全てが決まります。
大掛かりな予算のサイトであれば、「ディレクター」「ライター」「コーダー(プログラマー)」「デザイナー」「カメラマン」「動画編集者」など様々な人が関わります。クライアントと打ち合わせをして方向性を決めて、彼らを取りまとめるのがディレクターです。
もちろん、デザイナーやライターがディレクターを兼任していることも多くありますし、小規模な事業者の場合は、ディレクション、ライティング、デザイン、写真撮影などを全て一人でやっているマルチな方もいます。
ディレクターの仕事は、マーケティングプランをクライアントと固めて、サイトの設計図を作り、各プロフェッショナルなメンバーに制作意図を伝達し、完成まで進行管理をすることです。
ですから、ディレクター的な役割をする人間がいない業者や、ディレクターがマーケティングに詳しくない場合は、間違いなく求める結果は望めません。
(3)マーケティングプランを提案してくれる
ディレクターはクライアントにサイトの制作目的を聞きます。しかし、クライアント側で考えているマーケティングプランが、実現可能かどうか?と言ったことをディレクターは見極めて、最適な方向性にクライアントを導かなければいけません。
ですから、「はいはい」と御用聞きのように、注文通りにサイトを作ってくれるディレクター(担当者)は、クライアントからしたら「その時は」「いい人」に見えますが、結果が伴わないことこの上ないやり方です。
ディレクターはクライアントに専門的な指導をしながら、クライアントの本当の目的を見つけ、最適な落とし所に持っていかなければならないのです。ですから、業者側で「それが目的であれば、こうした方が現実的です」「それであれば、こちらのやり方のほうが同じ効果が出ながらもコストを抑えられます。」と言ったコンサルティングがなされないといけないということです。