PROFILE

スギムーの自己紹介

スギムーです。ビジネスコンサルタント歴20年くらいです。音楽業界・IT系・中小企業・店舗など、200件以上、年商数千万円〜1000億円規模のマーケティングアドバイスをしてきました。リアルのセミナーや高額講座はやらないポリシーです。静かに栃木県在住。2児の父。2017年に始めたこのブログは1年半で月間10万PVを超えました。あざす。

ビジネスの勉強といえば人を騙すような脳科学マーケティングが主流の昨今ですが、私はそういうのは嫌いなので、経営理論の基本である米国資本主義160年の歴史のある「スモールビジネスの原理原則」を中心に発信しています。これから起業をして、正しい経営によって、安全に、確実に、会社組織として成長させて行きたい人には必須の知識です。

一生フリーランスや個人事業主で現場で働いていくわけではないのであれば、社会に迷惑なブラック会社を作りたくないのであれば、ぜひ経営の基本を学んでもらえればと思います。私は、経営を学ばずに自滅する人をこの20年の間、たくさんみてきました。独学はやめてください。コスパで勉強内容を選ぶのはやめてください。本当に未来が失われてからでは遅いです。ご家族のため、周囲の人のため、自分自身のために、しっかりとした知識を身につけ、準備をしてビジネスを始めて、経営者として学び続ける覚悟をしてスタートをして欲しいと思います。

そもそも、なぜビジネスの世界では合理主義的な思考になるのか?「もっと早く成功したい」「より効率的に働きたい」「楽して稼げるビジネスモデルはないか?」「もっと多く売り上げるには?」など、すべて合理主義の思考に基づいています。私はこういうのがおかしいと思うタイプです。なぜ成功する必要があるんでしょうか?なぜ有名になりたいのか?意味がわかりません。

これらは、第二次世界大戦後で敗戦した日本を弱体化するために、GHQが行なった教育改革で日本古来の思想を学ぶことを禁止したことによって、日本人の合理主義化が進んだのだと私は考えています。つまり、「起業して一攫千金!」「起業して自由に好きなことをしたい」みたいな人は、みんな洗脳されているんです。なので私は、起業家育成の方法として、日本古来の伝統的な思想である仏教・儒教を中心に哲学を教えたりすることで、「今だけ金だけ自分だけ」の近代合理主義の洗脳から抜け出し、社会の未来のためにビジネスをする、ビジョンと教養のある人を増やしていきたいと思っています。

プロフィール

杉村 崇 Takashi Sugimura
1979年3月31日生
経営・マーケティングコンサルタント
@sugimuratakashi

信念:適当
主義:原理原則主義
否定:洗脳・無教養・高額セミナー・近代合理主義(今だけ金だけ自分だけ)・国内独自のスピリチュアル
政治:真の保守・反新自由主義・反グローバリズム
宗教:仏教(曹洞宗)
趣味:禅・茶道・洋服・読書・映画・アニメ・絵画鑑賞・歴史
特技:
ギター歴実質10年
スポーツ:野球歴6年
ペット:

略歴

2004年から独立し、200件以上のWEB制作、コンサルティングを実施。3000組以上の音楽アーティストのマーケティングを教育。読者数1万部のメルマガを運営。大手レコード会社各社で新人開発プロジェクトに携わるなどの音楽業界から、SNS開発、アフィリエイト関連書籍の出版、ECサイト運営などのIT系、1万人規模のイベント企画参画、ハンドメイド作家のプロデュースなど、他業種、他業態に渡り経験。現在は起業家育成を主にやっています。

スギムーのビジネスの価値観

教え子から誕生日にもらった「ソウルワーク」カップ。

まず、ざっくりと僕がどういうビジネス感覚を持っているのかが分かるように、僕の代表的なマインドセットを列挙して行きますね。

■洗脳による欲求のためビジネスをするのではなく大切な人のためにする
■どうやって売るか?ではなく何をやるか?が100倍重要
■自分都合の「業種ビジネス」から、お客のTPOを考慮した「業態ビジネス」へ
■ニッチではなく、エブリデイ&エブリバディに必要とされるビジネス
■差別化をする必要はない。差別化より集中戦略が大事
■「中小個人は大企業の真似をしてはいけない」は大嘘
■9割はパクリでいい。非オリジナル主義
■優良顧客の集客には世界観(ものの見方)が必須
■有名にならなくても稼げる。フォロワー数やアクセス数は必要ない
■売上ではなく、利益額を増やし、労働時間を減らす。生産性主義
■顧客を選ばなければ顧客から選ばれない。来る者は超選ぶスクリーニング主義
■「ワクワク」や「好きなこと」ではなく、論理主義、原理原則主義
■ビジネスは顧客を幸せにするために存在する

↑こんな感じです。

世の中のコンサルタントやインフルエンサーは、「集客!」「売上アップ!」「フォロワー数増!」「最新の〇〇集客方法」「差別化しろ!」「ニッチを狙え」「オリジナルになれ!」「脳科学を使ったコピーライティング!」「好きなことをしよう!」と、声高に言っていますが、全て反対の考え方を持っています。

顧客は商品サービスを買っています。何かに困って解決策を買っている。であれば、商品価値が全てなわけです。商品価値が低いのに、集客をしても売れるわけがないんですね。にも関わらず、世の中のビジネス本はほとんどが集客本なんですよ。

マーケティングは、「Whom? 誰に」「What? 何を」「How? どうやって」から成り立ちます。集客や営業や広告、コピーなんかはHow?(どうやって?)という部分です。そこだけを追求するということは、価値もない商品を「どうやって売りつけるか?」という考えに過ぎないわけです。

そもそも、需要があるのに、供給されていない、顧客が欲しい解決策を、どう企画、仕入れ、作るのか?というのがマーケティングのテーマなんですよ。

とにかく間違いだらけのビジネス感覚が蔓延していますが、僕はあくまで原理原則主義であって、奇をてらって逆張りした意見を言っているわけではないのです。

詳しくは「ビジネスマインドセットの教科書」に書いています。

それから、原理原則に加えて時流が重要だと考えてます。ビジネスにはトレンドがありますから。

今の時代がどんな状態なのか、今後どうなるのかをまとめた記事はこちらです。この記事はこのブログの記事の中でSNSで一番人気でした。

スギムーの仕事のスタイル

自宅の仕事スペース

一番、大きいのはセミナーをしないということでしょうけど、その理由は以下の記事に書いた通りです。

僕自身のビジネスモデルですが、セミナーをしないので、少し特殊です。

1、プロデュースによる成果報酬
2、コンテンツの販売
3、広告収入
4、ウェブ制作やコンサルティングなどのサービス販売

と言った、いくつかの収益源をミックスしたビジネスモデルです。

集客から販売、サービス提供までオンラインで全て完結しているので、全国を飛び回るスタイルではありませんし、セミナーでクロージングするとかありえないですし、最近では広告もせずに集客から販売までブログで自動化しています。少数先鋭でクライアント数も多くないので、基本的に、一生のお付き合いになっていくと思います。

詳しくは「コンサル型ビジネスの教科書」という教材に書いています。

子供に時間を使えない仕事は辞めてしまえばいい

娘氏がチビっ子だった頃。

こういうビジネススタイルになった理由は、子供が生まれたからです。

子供がいるのに、外に働きっぱなしの父親にもなりたくないし、子供と遊んだり話したり普通にしたいし、十分な生活をさせられない収入なのも嫌だったわけで、時間もあり、収入にも困らず、それでいて社会に役に立ち求められるスタイルというのを探していきました。

最初は24歳頃にアフィリエイトで生計を立てるところからのスタートだったんですが、家にこもってサイトを作り続けるというのも、社会との接点が少なく、喜びがなくなり、苦しくなってしまったため、手探りで今の形に徐々になっていったんですね。

このスタイルが崩れるようであれば、大企業の案件だろうと断っています。

二人が赤ちゃんだった頃。懐かしい。

よく「子供のために働いている」とかいう親がいますが、子供からしたらありがた迷惑ですよね。勝手に頑張られて、勝手に産まれて、勝手に自分たちのせいにされて。

子供のため(せい)ではなく、自分の幸せを追求していった結果、時間もお金も社会も全てがWIN-WIN-WINになるスタイルを取るべきだと思っています。

すべては母の死から

母のお墓のある田舎の風景

最後に、なぜ、こういう考え、生き方、仕事のスタイルに行き着いたかの理由を話します。

17歳の時、当時44歳だった母を亡くしました。

突然、寝込んだ母に昼食を作ったのだけど、夕方に見たときは、その炒飯のようなものは手付かず。父が病院に行くと言うのだが、母は立ち上がることができず、僕が背中に母をおぶって車に乗せた。母はとても太っていて重かったのだけど。

病院では過労だと言われて、入院をした。でも翌日には昏睡状態になり、脳死だと言われた。

それから1週間か2週間か、大きな病院に移って、全く動かなくなった母を、毎日、お見舞いに行くようになった。

兄貴の友人が向日葵を持ってお見舞いに来たことをよく覚えている。彼も後に交通事故で亡くなってしまったのだけど。その向日葵だけは、「かわいそう」とか「こんな風になってしまって・・」とか、そう言う言葉じゃなく、ただただ純粋に「元気になって」と言っているように思えた。

医者も、お見舞いに来る人も、親戚も、全てを恨んでいた子供だった自分に、あの向日葵だけは違って見えた気がした。

僕は後悔をした。

母の体調が急変した前の日、母と喧嘩をしたままだったから。

クソガキだった17歳の自分は、自分のことしか考えられず、よく口汚い言葉で母を傷つけていた。どうしようもなく子供だった。その日常が、次の日、突然奪われたわけだ。

何度謝ろうと、もう母の耳には届かない。

母は倒れてから意識がなくなり、2週間足らずで亡くなった。
6月の初夏の風が印象的だった頃だ。

その時に刻まれたこと

「大切にしたい人は大切にできる時に大切にしよう」

と言うこと。

それから18歳になる前に一人暮らしを始め、色々あってビジネスに出会い、23歳の頃にフリーランスとして今のような仕事を始めて、24歳で結婚をし、子供を2人、授かった。

僕は若い頃に母を失ったことで得たことがたくさんあった。

僕は、1番になることも、有名になることも、誰かに勝つことも、大きな成功をすることも、多くのお金を得ることも、大発見をすることも、夢を叶えることも、何も興味がない。

ただ、今を大切にしたい。そう考えるようになった。

人間ていうのは、親や教育やメディアや友人なんかに、影響を受けて自分の考えを持つ。

だから大抵は、「こうなりたい」「これが欲しい」と、欲求をもち、その欲求を満たすために、一生を費やしていく。その山登りの最中は、ずっと辛いままに。

でも、そんなのは自由じゃない。

多くを得て、環境やお金や時間が自由になっても、結局は、誰かの受け売りのまま、人生を支配されているだけ。

だから、思考からフラットでいたい。

そして今を生きていきたい。

大切なものを大切にしていくには、お金も時間も環境も心の充実も、全てが必要だ。

それを分かり合えるごく一部の仲間のために、この仕事をしてるんだろうね。

I love music

おまけに僕が作った音楽を載せておきます。演奏は自分でやってます。

やらないことリスト

「やりたいこと」ではなく「やらないこと」を決めることの方が重要だと思っています。2017年段階でのリストはこんな感じです。

1、嫌な人とは付き合わない
2、ビジョンに共感することしかしない
3、収入のレバレッジが効くことしかやらない
4、なるべく移動しない
5、競争しない
6、電話、スケジュールなど他人に合わせない

極端な話だけど、起業時は、携帯電話を持っていませんでした。そして、手帳も持っていませんでした。(最近は、スマホを持ちましたが、基本的に電話は出ません)

ストレングスファインダーの結果

自分の資質がわかる「ストレングスファインダー」というツールをご紹介しときます。人間の持つ34種類の資質の順位を教えてくれます。僕の結果はこんな感じです。

・着想・・・・・いつもアイデアを考えている
・内省・・・・・いつも考えている
・最上志向・・・最高のものにしか興味がない。
・親密性・・・・少人数の方が得意。一人のことを深く考えるタイプ
・戦略性・・・・無駄なことはしたくない。パターンを考えてる。本質主義。
<最下位>競争性・・・・競争に興味がない。

ストレングスファインダーの詳しいやり方を書きました↓

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