イノベーションという名の石ころに水をやっても花は咲かない

こんにちは。スギムーです。(@sugimuratakashi
トトロじゃないよ。スギムーだよ。

商品サービスが売れないとか、
売りたい価格で売れないという問題は
宣伝の問題でもなく、
有名じゃないからでもなく、
すごい商品力がないからでもなく、

相手にとっての
価値として成立していないからです。

■石ころに水をやる

花というのは、水をやって、
正しく育てれば花が咲きます。

太陽の光があって

水があって

土があって

花の種がある

栄養を吸収することで、花が咲く、
そういう現象が起きます。

自然なことです。

「種」であれば、
水をやれば育って当たり前なわけです。

しかし、
花が咲かない石ころを、
土に埋めて、
一生懸命に水をやる

ということを、やってしまう場合があります。

■「売る」のではなく「買う」

ビジネスを提供する側は
「売っている」つもりでも、

実際の売り上げを作ってくれているのは
顧客であって、
顧客が「買う」から売り上げは作られる。

であれば、
顧客が「買いたい」という
商品サービスを持っていなければ

どんな宣伝をしようと
売り上げという現象は起きないわけです。

どれだけマーケティングという名の
水をあげようと

顧客が買いたいという
イノベーションという名の「種」がなければ

花は咲きません。

■あなたは最高の「種」の『タネ』を持っている

あなたがしていることに価値がないということでは断じてありません。

ただ、
「売れない」
「売りたい価格で売れない」
という場合

誰が、何の目的で買うものなのか?
が、曖昧な企画であったり
相手に伝わっていないというだけなのです。

今、手元にあるのはタネのタネです。
タネを作るための材料ということです。

そのタネのタネは、

誰が、何の目的で使うと、(タネを埋める場所や育て方)
どういう価値になるのか?(花が咲くのか)

ということが分かってこそ、
初めて「タネ」になるのです。

例えば、素晴らしい音楽が、無人の部屋に鳴り響いても
感動は一切、起きません。

誰かの耳に届いてこそ、感動が生まれるのです。

■まず、プチイノベーションを作る

もし売れない、
という現象があるならば、

水をあげ続ける前に
種を用意することが先です。
その石は、
誰がなんのために使えば
お金を出すほどの価値になるでしょうか?

「誰が」
「なんの目的で」
それを買うと
「どの範囲まで、どういう結果を得るのか?」

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PROFILE

杉村崇 takashi sugimura

日本思想×ビジネスの翻訳家。ビジネスコンサルタント歴20年。株式会社ウェブロック代表。IT・音楽業界・店舗・中小企業・個人から上場企業まで経験。ブログ年間100万PV突破。金儲け主義に違和感のある起業家へ、“三方よし”の日本的起業家精神とスモールビジネスの学びを提供

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